これでやっと手に入れられる……
オーディオテクニカ60周年記念の限定モデルとして復刻したが、すぐに入手できなくなったサウンドバーガー。昭和レトロの瞬殺モデルが帰ってきた!
挟んでレコードを再生する。1980年代に登場した、レトロなガジェット感満載のアナログレコードプレーヤーが現代によみがえった。復刻版は60周年記念モデル(AT-SB2022)として、昨年直販サイトで限定販売されたが、受注を受け付けたら瞬殺、追加販売しても瞬殺という状況だったので、手にできた人は少なかったかもしれない(それでも限定7000セットはあったのだが)。
オーディオテクニカは、このサウンドバーガーをより多くの人に届けるため、通常モデルとして展開する。タイミングがうまく合わなかった、追加販売の機会にチャレンジしたけれども手に入れられなかったという人にとっては嬉しい計らいだろう。
新製品の「AT-SB727」は、限定モデルの仕様はそのままに、別のカラバリで展開。ブラック、イエロー、そして直販限定となるホワイトの3色展開となっている。
レトロでありながら新しいスタイルが特徴のサウンドバーガーだが、1980年代のモデルにはない、現代ならではの機能も搭載している。それがBluetooth機能だ。アナログ出力でアンプとスピーカーに接続して使うだけでなく、ペアリングしたBluetoothヘッドホン/スピーカーと組みあわせ、手軽にアナログレコードの再生が可能だ。USB Type-C経由の充電(フル充電で12時間の再生)にも対応する。
本体は幅100×奥行き290×高さ70mmと細長く、再生時にはレコードの一部が露出するスタイル。ふだんはレコードと一緒に片づけて置き、使用する際に取り出すという使い方も可能だ。交換針は「ATN3600L」が利用できる。33/45回転に対応するベルトドライブ方式で、バネでレコードに針圧を掛ける方式。プラッターは制振性に配慮したアルミダイキャスト仕上げとなっている。重量は900gだ。
本日から直販サイトなど一部のECサイトで先行販売を開始し、店頭での発売は6月23日(予約受付は6月20日に開始)。直販価格は2万3980円。