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ChatGPT、一連のチャットの内容を共有できる「Shared Links」機能を実装

2023年05月30日 07時30分更新

文● 田口和裕

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 OpenAIは5月27日(現地時間)、同社のAIチャットボット「ChatGPT」に、一連の会話履歴をまとめて閲覧できるURLを生成する「Shared Links」機能に関するFAQを発表した。

 特定の情報やディスカッションを、元の会話に参加していない人と共有したい場合に便利だという。

 筆者の環境ではすでに実装されているが、まだ表示されないユーザーにも準備ができ次第順次導入されていくという。なお、iOSアプリではまだ利用できない。

作成したURLはクリップボードにコピーされる

Shared Linksアイコン

 Shared Linksを作成するには、ChatGPTの左側にあるチャット一覧画面から共有したいチャットを選び、「共有」アイコンをクリックする。

確認ダイアログ

 確認のためのダイアログが表示されるので、内容を確認して画面右下の「Copy Links」をクリックする。

「メッセンジャー」でリンクを共有

 クリップボードに生成された共有ページのURLがコピーされるので、メッセンジャーやSlackなどにそのまま貼り付けて利用できる。

生成された共有ページ

 ブラウザでURLを開くと生成された共有ページが表示される。

「Continue this conversation」ボタン

 このページはあくまでリンク作成時のスナップショットだが、ChatGPTのアカウントを持っていれば、共有ページの最下部にある「Continue this conversation」ボタンをクリックすることで会話を続けることができるようだ。

名前を隠すことも可能

匿名表示

 デフォルトでは作成者の名前は表示されないが右側の「…」メニューから「Share your name」を選ぶと表示できる。

記名表示

 逆に「Share anonymously」を選べば匿名に戻せる。

 なお、共有リンクにはURLを知る人すべてがアクセスできるので、機密性の高いコンテンツは共有しないようにしよう。

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