Xperiaらしさもいろいろ詰まったソニーのミドルクラス
「Xperia 10 IV」
Xperiaシリーズのミドルクラス「Xperia 10 IV」はキャリアモデルのほか、サブブランド、MVNOのセット販売と、さまざまな販路で提供されている製品だ。
上位モデル譲りの21:9の縦長ディスプレーに横幅67mmの小型筐体、画角が異なる3眼カメラ、イヤホン端子などのサウンド周りの充実とXperiaらしさを十分に体感できる充実した内容が魅力だ。また、ネットワーク面でもドコモ4.5GHz帯をサポート、microSDの追加も可能と弱点は見当たらない。
単体で購入すると若干割高感もあるが、サブブランドやMVNOではSIM契約のセットで相当に安価に購入できるケースも。うまく狙って購入したい。
●ソニー「Xperia 10 IV」は処理性能、カメラ、携帯性が絶妙バランスのミドルレンジ機
●ソニー、5G対応の「Xperia 10 IV」(SIMフリーモデル)を発表 3月10日より発売予定
国内では久々のHTCスマホはメタバースやVRへの対応も特長
「HTC Desire 22 pro」
海外メーカーでは早い時期から国内ユーザー向け機能をサポートしていたことから、今もファンが少なくないHTC。そのHTCから4年ぶりに国内市場に投入されたのが本機となる。
Snapdragon 695搭載は他社のミドルクラスと同等だが、最近ではメタバースやVRに力を入れる同社らしく、同社製VRグラスとの組み合わせての利用も意識。メインメモリーが8GBと多めなほか、USB Type-C経由でのVRグラスへの給電、MiracastやHDCPといった規格へのサポートといった部分が特徴となっている。
スマホとしての基本部分でもドコモ4.5GHz帯のサポートに、リア6400万画素、フロント3200万画素の高画素カメラ、FeliCaや防水・防塵の対応。そして国内向けHTCスマホのイメージとなっていた真っ赤な「サルサ・レッド」のカラバリも魅力的だ。
●HTCの新スマホ「HTC Desire 22 pro」は4年のブランクを感じさせない完成度
●HTC、4年ぶりの新スマホ「HTC Desire 22 pro」発表! 防水・FeliCa・5Gと日本仕様バッチリ
スナドラ870搭載のお手頃ゲーミングスマホ
「Black Shark 5」
スマホゲームを楽しむのに、必ずしも最新最高性能のSoCは求められないが、600番台のスナドラは心もとない。というわけで、価格と性能のバランスを取って、Snapdragon 870を搭載したゲーミングスマホが「Black Shark 5」だ。
144Hzリフレッシュレート対応の6.67型有機ELにステレオスピーカー、側面にはポップアップ式のトリガーキーと、ゲームを楽しむためのさまざまな機能はしっかり搭載されている。