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アドビ「子どもが学校で受け取るプリント類のデジタル化に関する実態調査」の結果を発表

2023年04月26日 13時30分更新

文● ASCII

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 アドビは4月25日、「子どもが学校で受け取るプリント類のデジタル化に関する実態調査」の結果を発表した。本調査は2019年に続き2回目となる。

 本調査は子どもが保育園・幼稚園および小学校に通っている全国の保護者500名を対象にインターネットで実施。調査機関は3月16日~3月22日となる。

  文部科学省は2020年10月、学校が保護者などに求める押印の見直しや、学校・保護者間の連絡手段のデジタル化を推進するよう求める通知を出した。その後、学校・保護者間の連絡手段のデジタル化が進んだと思うかを聞いたところ、「とても進んだと思う」が17.0%、「どちらかというと進んだと思う」が38.6%と、合わせて半数以上(55.6%)がデジタル化について進んだと回答。

  一方で、学校・保護者間の連絡手段のデジタル化を進めるべきかについて聞いたところ、「進めるべきだと思う」が27.4%、「どちらかというと進めるべきだと思う」が47.2%と、7割超(74.6%)がさらなるデジタル化を進めるべきだと考えていることが判明した。

 また保育園・幼稚園もしくは小学校とのやり取りにおいて、デジタル化が進んだと思う項目を聞いたところ、最も多かった回答は「欠席や遅刻の届け出」で40.0%、次いで「お知らせやおたより」が39.0%、「給食の献立表」が33.2%と続いたという。

 さらに本調査では子どもが学校から受け取った紙資料を保護者がデジタル管理をしているか聞いたところ、「紙のプリント類をデジタル管理している」保護者は34.5%(2019年比12.5ポイント増加)で、デジタル化に使用しているツールは「スマホカメラアプリ(37.8%)」が最多、「Adobe Scan(30.8%)」は前回調査から一番高い9.6ポイントの増加幅だったという。

 このほか、調査の全文についてはこちらを参照のこと。

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