OPSWATは4月19日、重要インフラを保護するゼロトラスト・サイバーセキュリティーソリューションに対する需要の高まりを受けて、日本での事業を拡大することを発表した。高松篤史氏を日本地域の新しいカントリー・ゼネラル・マネージャーに任命し、同地域のオペレーショナル・エクセレンスを先導し、OPSWATの同地域におけるOTセキュリティー市場への浸透を加速していく。
同社は、この成長について、ネットワンパートナーズとの戦略的提携により、日本におけるIT・OTサイバーセキュリティー市場を拡大できたこと、および日本地域におけるOPSWATの成長によるものとしている。多くの中央省庁を含む金融、公共事業、エネルギー、重工業、製造業における旺盛な需要により、同社の日本における顧客数は前年比190%に達したという。その結果、同社はテクニカルエンジニア、セールススペシャリスト、マーケティングリソースを増員し、人員を倍増させた。
高松氏は、OPSWAT入社以前は、AbsoluteおよびNetMotion Softwareの日本法人代表、BlueCat Networksの日本法人代表、シトリックス・システムズ・ジャパンの上級販売管理職を歴任した経歴を持ち、サイバーセキュリティー業界における17年以上の経営経験を活かし、OPSWAT JAPANの代表取締役に就任した。高松氏は、「2023年は、日本国内でのOTセキュリティー市場へOPSWATソリューションの浸透を加速させる重要な節目の年になると確信しています」と述べている。
今後同社は、日本の顧客やパートナーに高度なサイバーセキュリティーソリューションを提案し、有益なトレーニングを提供するために、ネットワンパートナーズと共同で、東京にCIPラボを設立する予定としている。