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ノジマ、CERO「Z」指定ゲームソフトの販売中止を発表

2023年04月04日 16時40分更新

文● 田口和裕

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 家電量販店のノジマは4月1日、全店舗を対象にCEROレーティング制度「Z」指定ゲームソフトの販売を同日より中止することを発表した。また、同社のECサイト「ノジマオンライン」も準備ができ次第販売が中止されるとしている。

より安心・安全に買い物できる環境を提供するため

 CEROレーティング制度とは、2002年10月から運用されている、特定非営利活動法人コンピュータエンターテインメントレーティング機構による、ゲームソフトの表現内容に基づく対象年齢等を表示する制度。

 独立した運営で、特定の会社や団体に依存しない公正な年齢別レーティング審査を実施している。

 対象は国内で販売される業務用ゲームソフトを除く家庭用ゲームソフト等となっており、「Z」措定は18歳以上のみを対象とする表現内容が含まれていることを意味している。

 ノジマはこれまで「Z」指定ゲームソフトの販売においては、18才以上を販売対象とすることの表示や、購入時の確認などの販売ルールに沿って対応をしてきたが、来店するすべての顧客が、より安心・安全に買い物できる環境を提供するために販売自体を中止することを決定したという。

ヒット作も多く含まれるレーティング「Z」

 レーティング「Z」は18歳以上を対象とする区分で、いわゆる「18禁」と呼ばれる性表現、暴力表現、反社会的行為表現、言語・思想関連の不適切な描写が含まれている可能性がある。

 レーティング「Z」に指定されているゲームの中には、オープンワールド系RPG「ウィッチャー3 ワイルドハント」、ビジュアルノベルゲーム「月姫 -A piece of blue glass moon-」、ステルスアクション「アサシン クリード リベルコレクション」といった有名作が含まれている。

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