モバイルバッテリーとして「も」使える
充電式LEDランタンを衝動買い
前々回に「6 in 1 マルチツール付きLEDワークライト」(以降、LEDライト)という商品をご紹介したが、モバイル系のLEDライトに目覚めてしまった筆者が今回はより利用範囲が一般的、汎用的なLEDライトを衝動買いしてしまった。
衝動買いしたのは「充電式LEDランタン」(Aurora 1200)と呼ばれる商品だ。早速届いたばかりのパッケージを開けると、中から出てきたのは落ち着いたオフホワイトがベースの丸いランタン本体と充電用USBケーブル、取説、そして本体を収納するポシェットだ。
LEDランタンの直径95×厚さ50mm、重量(カタログ値)は200g。明るさは1200lm(ルーメン)。LEDランタン背面の中央部分には丸い強力なマグネット、そしてリトラクタブルな吊り下げフックが配置されている。
試しに本体重量をキッチン秤で計ってみたら、217gだった。内部には5200mAhのリチウムイオンバッテリーを内蔵しているので、妥当な重量だ。カタログ値より1割弱重い感じだったが、大型スマホ1個分くらいだ。
光源面をうつ伏せにして置いたLEDライトの側面中央には、黒いゴム素材で保護された電源ボタンがある。そのすぐ左隣りに同じゴム素材のカラーでカバーされた部分に、充電・給電用のUSBポートが配置されている。
ポートを完全に閉じた場合は、防塵・防水性の等級は「IP45」となる。電源オン/オフボタンの右側には、内蔵バッテリーの残量が4個のLED(1個当たり25%)の点灯数で表示される。
USBポートは、1つがType-Aでもう1つはType-Cだ。前者はスマホなどの機器に充電する際に使用する。そしてもう一方のType-Cポートは、LEDランタン自身が外部のUSB ACアダプターやパソコンなどから給電を受けて本体充電に使用する。いずれも付属のType-A ‐ Type-Cショートケーブルを使用する。
LEDランタンは電源オン/オフボタンを押す回数に応じて、LEDライトの明るさや挙動が変わる仕組みだ。1回押すことで電源オンとなり、最大の明るさ(強)で点灯する。続けて2回目を押すことで中程度の明るさ、3回目で弱の明るさに変化する。
内部のリチウムイオンバッテリーに蓄電されたエネルギーを消費するので、もっとも明るい「強」では8時間〜10時間、「中」で15時間、「弱」なら約60時間使えるようだ。
LEDランタンの明るさは1回押しから3回押しで3段階に変化するが、同じ電源ボタンを長押しすることで、モールス信号の「SOS」を発光することができる。内蔵バッテリーが満タンの場合で、連続でSOS発光できるのは15時間らしい。スマホなどの連絡手段が使えない緊急事態には、役立つだろう。
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