PC向けGPUなどを手がけるNVIDIAは3月21日、AIを開発する企業向けのレンタル型スーパーコンピューターサービス「DGX Cloud」を発表した。クラウド型のサービスで、あらゆる企業にスーパーコンピューターを提供する。
マイクロソフト、グーグル、オラクルと提携
DGX CloudはエヌビディアのAI開発向けスーパーコンピューター「DGX」をクラウド化したサービス。ブラウザーからネット経由でアクセスできる為、高価なスーパーコンピューター本体を購入することなく、オフィスやリモートワーク先からスーパーコンピューターを利用可能だ。
月単位の契約となっており、必要なときに必要な数のスーパーコンピューターを確保するなど、使用状況に合わせた柔軟な運用方法にも対応する。料金は月額3万6999ドル(約490万円)。
3月22日時点でDGX Cloudに対応するクラウドサービスは「Oracle Cloud Infrastructure」のみだが、第2四半期(4月から6月)には「Microsoft Azure」が、その後まもなく「Google Cloud」も対応予定となっている。