福岡市内から車で約40分! 1日でぐるっと満喫♡ 朝倉グルメ旅
提供: 福岡県
福岡県の中央部に位置し、朝倉市、筑前町、東峰村からなる「あさくらエリア」。九州一の河川・筑後川を有し、豊かな水と自然に恵まれたこの地域は、フルーツの里として知られるほど果樹栽培や農業が盛んです。また、県内随一の湧出量を誇り、美肌の湯としても人気の高い原鶴温泉、黒田藩ゆかりの旧所名跡・秋月といった観光名所に、伝統の技が生きる焼物の里・小石原まで、食と、癒しと、歴史と、伝統文化がしっかりと根差し、大事に受け継がれている場所です。
カフェ&グルメ情報を、日々、SNSで発信しているchippachapusが、福岡市内から車で1時間圏内とアクセス至便な3つのエリアを日帰りで巡ってきました! 今回は、その様子をたっぷりとお届けする第1弾の「グルメ編」。予約必至の人気店から、インパクト大の激盛りスイーツ、ご当地食材を使った逸品まで、まったく新しい「あさくら」の魅力を、たっぷりとご紹介していきます!
■炭火で焼き上げるブランド鶏が絶品! 古民家で囲炉裏焼きを楽しめる
最初に訪れたのは、朝倉市秋月にある「梟の響キ 秋月 いろり蔵」。店オリジナルの熟成鶏「秋月鶏」や朝倉の赤鶏「古処鶏(こしょどり)」を中心に、こだわりの地元食材が囲炉裏焼きで楽しめるお店です。
席は、全席囲炉裏付き。古民家の雰囲気がとても落ち着く空間でした。
今回いただいた炭火焼きのメニューは、左奥から時計周りに「古処鶏(もも塩焼)」(160g・1,300円)、「古処鶏(砂ずり塩焼)」(100g・700円)、「秋月鶏(タレ焼)」(200g・1,300円)、「古処鶏(ももタレ焼)」(160g・1,300円)です。
※写真右上の手羽先は2月末までのメニュー
塩麹と昆布で熟成させ旨味を最大限に引き出しているという「秋月鶏」は、歯応えがあり食べた瞬間に旨味がじゅわっと広がりました。「古処鶏」は、もも・ささみ・砂ずり・肝とハツ・手羽先があります。なかでも、「ももタレ焼」はとても柔らかく、焼き目の香ばしい味わいがたまりません。
古処鶏には、全6種類から3種類選べる塩もついています。どれも古処鶏との相性は抜群!その中でも、「黒岩塩」は燻製のような味わいでクセになるおいしさでしたよ。
■梟の響キ 秋月 いろり蔵
住所:朝倉市秋月679-6
電話:0946-25-0020
営業時間:11時30分~18時30分
休み:不定
駐車場:6台
Instagram:@fukurou_akizuki_irorigura
コシのある奥深い味わいがたまらない! 毎朝手打ちの田舎そばを必食すべし
秋月でもう一軒おすすめするなら、古処山のふもと付近にある古民家を改装した「御蕎麦ちきた」を。
店内は囲炉裏や火鉢があり、温かみのあるほっこりする空間。窓からは自然を眺めることができ、季節の情緒を感じながら食事を楽しめます。
看板メニュー「田舎玄そば」(1,320円)は、2種類の蕎麦の実をブレンドし、毎朝、石臼で手引きしているそう。そのため、毎日10食限定!コシがしっかりあり、蕎麦の実の香りと、素材の味をダイレクトに堪能しました。
今の時期は「田舎地どりつけ汁そば」(1,620円)もおすすめです。アツアツの小鍋に地鶏やネギが入っていて、出汁は全身に染み渡るようなおいしさでした。特に地鶏は弾力があって、深みのある味わいでしたよ。
■御蕎麦ちきた
住所:朝倉市秋月野鶏182-1
電話:0946-25-1775
営業時間:11時~13時30分 ※蕎麦がなくなり次第終了
休み:火、第3月
駐車場:9台
Instagram:@osobachikita.330
昔懐かし駄菓子屋にアンティークショップも!
思わず写真を撮りたくなるスポットいっぱいの城下町散策へ
ゆっくりと食事を楽しんだあとは、筑前の小京都ともいわれる、趣ある景色や街並みが広がる城下町の散策へと繰り出しました。秋月城跡へ続く杉の馬場は、春はサクラ、秋は紅葉の名所として人気です。写真は、城下町入口の野鳥川にかかる橋から撮影したもの。つい、ぼーっと眺めていたくなる景色でした。
秋月街道を歩いていると、懐かしい駄菓子屋さん「あいちょるばい」を発見!
子どもの頃、食べたことのある駄菓子がずらり!思わずたくさん買ってしまいましたよ♪
懐かしい気分に浸ったあとは、「アンティーク伯爵館」へ。アンティーク雑貨や骨董品などがたくさん並んでいて、見ているだけでワクワクするお店でした。掘り出し物を見つけることができるかも・・・!?
古処鶏の旨味が詰まった「カレーぱん」はマストバイ!
天然酵母で作るもっちり生地が自慢のパン屋さん
野鳥川にかかる眼鏡橋の手前に、黄色の暖簾に「ぱん」の文字を発見!天然酵母で作るパンが評判の「月の峠」です。
店内には惣菜パンや菓子パンがずらりと並んでいます。季節限定品もあるので、いろいろと目移りしちゃいそう。この時期は、クロワッサン生地にシナモンシュガーとくるみを巻いた「シナモンロール」(230円)が期間限定で登場していますよ。
今回は人気のパンを3種類いただきました。左から時計回りに「カレーぱん」(250円)、「ぶどうぱん」(250円)、「クリームぱん」(240円)です。
人気NO.1の「カレーぱん」は、古処鶏のミンチ・鶏ガラスープ・玉ねぎを炒めたものにスパイスなど数種類を加えて2日間じっくり煮込んだオリジナルカレーがたっぷり!
スパイシーさはありつつも甘味があって、優しい味わい。生地は、外がサクッ、中はもっちりとしていておいしかったです。
■月の峠
住所:朝倉市秋月380
電話:0946-25-1115
営業時間:平日12時~17時30分、土日祝11時~17時
※売り切れ次第終了
休み:年末年始、いちごジャム収穫日(5月中旬~下旬の1日)
駐車場:35台
Instagram:@tsukinotouge
ぷるぷる&もっちりな手作り葛餅や
朝倉の名物郷土料理・蒸し雑煮でほっこりひと休み
秋月散策を楽しんだあとは、杉の馬場沿いにある「黒門茶屋」でひと休み。毎朝手作りの葛餅や和スイーツ、秋月名物「蒸し雑煮」などを楽しめる古民家茶屋です。
店内は昭和レトロな雰囲気で、どこか懐かしさを感じました。
ここの名物はなんと言っても「葛餅」(480円)。秋月名産の国産本葛を使用し、毎朝、店内で手作りしているそう。できたてをいただけるのはうれしいですね♪食感はわらび餅のようで、歯切れの良いもっちりとした食感でした。きな粉と黒蜜が相性抜群です。
お腹に余裕があったら、「筑前朝倉蒸し雑煮」(750円)も試してみて。朝倉地区の郷土料理で、卵で蒸したお雑煮です。上にのっているのは、川で育つ海苔「川茸(かわたけ)」。出汁のきいた旨味がじゅわっ~と広がります。卵の風味もよく、とてもおいしかったです。
そして、なんと、お店から素敵な特典をいただきました!この記事を見た方限定で、メニューにはのっていない「グラデーションクリームソーダ」(600円)を提供してもらえるそう!好きな色味を選べますよ。
■黒門茶屋
住所:朝倉市秋月野鳥684-2
電話:0946-25-0492
営業時間:10時~16時
休み:木、不定休
駐車場:なし(近くに有料Pあり)
Instagram:@kuromonchaya
小石原を代表する窯元たちの陶器が大集結!
自分だけのお気に入り&喜ばれる手みやげを見つけて!
秋月をあとにして、お次は、やっぱり地元の名産品をゲットしたいということで、国道211号沿いにある『道の駅 小石原』へやって来ました。
地元の野菜や食材を販売する物産コーナーやレストランのほか、300年以上の歴史をもつ「小石原焼」「高取焼」の窯元の職人さんたちの作品が約1万点以上販売されている陶芸コーナーがあります。
窯元ごとにデザインが違うので、自分のお気に入りのデザインを見つけてみるのもいいかも♪
■道の駅小石原
住所:朝倉郡東峰村大字小石原941-3
電話:0946-74-2300
営業時間:9時~17時(4-10月は~17時30分)
休み:12/31~1/2
駐車場:41台
HP:http://www.qsr.mlit.go.jp/n-michi/michi_no_eki/kobetu/koishiwara/koishiwara.html
雰囲気よく居心地のいいカフェを発見!
自然に囲まれた空間で旅の疲れを癒しましょう
せっかくなので、小石原焼で知られる東峰村へ足をのばして、前から気になっていた「ジューンベリー」へ。おとぎ話に出てくるようなウッド調の外観が目を引き、とってもかわいらしい。看板猫が出迎えてくれますよ。
店内には大きな窓があり、四季によって変わるお庭の景色を眺めることができます。
奥のハンモックの席では、ゆっくりリラックスして過ごすことができましたよ。
ここでは、「ベリー3ワッフル」(800円)、「本日のケーキ(焼き芋チーズケーキ)」(450円)に、ドリンクは「ブレンドコーヒー」(500円)と「星野村産抹茶ラテ」(600円)をオーダーしました。
「ベリー3ワッフル」は、イチゴなど3種類のベリーがトッピングしてあります。焼き芋チーズケーキはほんのりと芋の風味があって、しっとりとした食感に、優しい甘さが好印象でした。
お皿やコップはすべて小石原焼を使用しているそうで、それがまた、店の雰囲気にも合っていて、とってもかわいらしかったです。
■ジューンベリー
住所:朝倉郡東峰村小石原鼓3964-1
電話:0946-72-2566
営業時間:月・金・土日11時~17時
休み:火~木
駐車場:8台
Instagram:@june_berry0404
高さは驚愕の24センチ、使ったイチゴは17粒!
福岡名産・あまおうをオニ盛りした激映えタルトは圧巻
旅の最後を締めくくるのは、筑前町に店を構えるタルト専門店「NOYU.LALIBERTE&TARTE」。
福岡県産を中心としたフルーツをたっぷり使った逸品たちがショーケースに並びます。
この時期おすすめなのが「オニモリ博多あまおうタワータルト」(2,420円/提供は~5月上旬)。なんと、あまおうを16~17粒ほど惜しげもなく使用していて、どこから食べてもイチゴを思う存分に堪能できます。
スプーンに添えてあるあまおうを、自分でのせれば完成!
その高さは20センチを超え、まさにインパクト抜群でした。
タルトの中には特大サイズのあまおうが7粒も隠れています。全部で5段ある層は、マスカルポーネ・ラズベリー・ピスタチオ・チョコ・パッションフルーツと、中のムースがすべて異なるので、食べ進めていくと、いろいろな味わいが楽しめますよ。
1日10個限定で、前日までの予約なので、食べたい人はお早めに!
■NOYU.LALIBERTE&TARTE
住所:朝倉郡筑前町畑嶋477-2
電話:0946-42-3330
営業時間:10時30分~18時
休み:水、第1・第3火
駐車場:約10台
Instagram:@noyu_jun
美味しい「あさくらグルメ」を求めての弾丸日帰り旅、いかがでしたか。豊かな水と大地で育まれた食材で作る逸品たち、ひとつひとつが、作り手の想いや、こだわりが詰まっていて、滋味深く、とても素敵な出会いでした。第2弾は、「1泊2日で愉しむ!あさくら体験トリップ」です。ぜひ、お楽しみに!
《旅をした人》
Chippachapus
福岡県内のカフェ、ランチ、グルメを中心に、旅、観光、ホテルまで、Instagramで日々、情報を発信中。おしゃれ&かわいいモノが大好きで、これまで巡ったお店は延べ1000軒以上。
@chippachapus
(提供:福岡県)
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