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GIGABYTE「AORUS GV-N407TAORUS M-12GD」はプラスアルファの魅力が満載

GeForce RTX 4070 Tiとフレームレート爆上げのDLSS 3で快適4Kゲーミング

文●藤田 忠 編集●北村/ASCII

提供: 日本ギガバイト

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DLSS 2/3対応ゲームでパフォーマンスをチェック

 最後にDLSS 2と、DLSS 3のDLSS フレーム生成対応ゲームタイトルで、AORUS GeForce RTX 4070 Ti MASTER 12Gのゲーミングパフォーマンスチェックを締めくくろう。

 1本目は、カーレースゲームタイトルの「F1 22」だ。画質はレイトレーシングが有効になる「超高」を選び、異方性フィルタリングを「×16」、アンチエイリアスを「TAAとFidelityFXのシャープニング」に設定している。DLSSを有効にした状態に加え、DLSSフレーム生成もオンにした状態で計測している。DLSS品質はクオリティ、バランス、パフォーマンスに設定した。フレームレートは、ゲーム内ベンチマークをコース:「モナコ」、天候タイプ:「ウェット」で計測している。

 レイトレーシングが効いているため、4K解像度でも60fpsを下回っているが、DLSSを使うことでフレームレートは激変。従来のDLSSでも、快適にプレイできるフレームレートになっているが、DLSSフレーム生成を使ったDLSS 3では、DLSSオフ時と比べてクオリティ設定時でも2倍アップし、パフォーマンス設定では2.5倍~2.8倍もフレームレートが伸びている。

 2本目のゲームタイトルは、「Marvel's Spider-Man:Miles Morales」で確認していこう。前作「Marvel's Spider-Man」の正統続編で、今作の主人公であるマイルス・モラレスも登場する「Marvel's Spider-Man 2」が、2023年秋にPS5で予定されているだけに、気になるゲームタイトルではある。

 画質はプリセットの「非常に高い」をベースに、「テクスチャフィルタリング」を「16x 異方性フィルタリング」、「影の品質」を「非常に高い」に設定し、レイトレーシングを効かせ、「レイトレーシング・シャドウ」なども「非常に高い」を選んでいる。DLSS品質はクオリティ、バランス、パフォーマンスに設定している。DLSS利用時はWQHDと4K解像度でテストし、フレームレートはウェブシューターで街中を60秒間移動した際を、「CapFrameX」で計測している。

 レイトレーシングを効かせた4Kゲーミングは厳しいが、それもDLSSをオンにするまでの話だ。DLSS フレーム生成をオンにしたDLSS 3では、「F1 22」同様にフレームレートが大幅に向上し、WQHDで144Hz駆動ゲーミングが実現可能になり、4K解像度でも余裕のある89.6fps~110.1fpsを記録している。

クリエイティブベンチマークもチェック

 さまざまなゲームスタイルに対応できるゲーミングパフォーマンスを発揮したAORUS GeForce RTX 4070 Ti MASTER 12G。最後に、クリエイティブ系ベンチマークの結果も確認しておこう。

 ベンチマークには定番の「Blender Benchmark」と「V-Ray 5 Benchmark」を利用した。

 「Blender Benchmark」の結果からみていくと、テストサンプル「junkshop」ではメモリーバス幅が要因なのか、GeForce RTX 3080 Tiを下回ったが、「monster」では37%、「classroom」では22%もスコアーを伸ばしている。それぞれ世代が第3世代、第4世代になったRTコアとTensorコアの効果だろう。

 続いて、「V-Ray 5 Benchmark」でもGPUを使う「V-Ray RTX」と「V-Ray CUDA」を実行した。結果はゲーミングパフォーマンスに通じるものがあり、GeForce RTX 3080 Tiからは10%ほどアップしている。

 クリエイティブシーンで は、DLSS 3のような大きなメリットはなく、ソフトウェアによっては、前世代80番台からの買い換えメ リットは小さいが、急激な価格上昇でGeForce RTX 3000シリーズを見 送った人は、買い換えを検討すのもいいだろう。

AORUS GeForce RTX 4070 Ti MASTER 12Gで幸せに!

 GeForce RTX 40シリーズを、コストを抑えながら導入できるうえ、ゲームの邪魔をしない静音性と、長時間ゲーミングを不安なく楽しめる高い冷却パフォーマンスを備える。さらに、DLSS 2/DLSS 3による4Kゲーミングを楽しめる性能を持ち合わせるAORUS GeForce RTX 4070 Ti MASTER 12Gは魅力的だ。

 240Hz駆動のフルHDゲーミング液晶ディスプレーと組み合わせて、eスポーツタイトルをガッツリプレイするのも良いが、4Kゲーミング液晶ディスプレーと組み合わせて、DLSS 2対応ゲームタイトルなら、4Kに次いで高精細なWQHDでプレイし、DLSS 3対応ゲームタイトルでは、4Kゲーミングを満喫といったプレイスタイルを楽しむこともできる。

(提供:日本ギガバイト)

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