NISMOチューンのサーキット向けGT-R
続いて「NISSAN GT-R NISMO」。GT-RのRはレーシングといわんばかりに、レーシングテクノロジーを最大限注ぎ込まれています。具体的には、空力性能の磨きこみとサスペンションのチューニング、フロントメカニカルLSDを追加することでコーナリング性能も向上させているとのこと。
フロントマスクを見ると、どこかSUPER GT参戦車両っぽい雰囲気を醸し出しています。LEDライトの形状はT-specと似ていますが、場所は先代のNISMOグレードと同じような位置に。そしてエアロもカーボンパーツが多用。中でも注目はウイングで、レーシングカーで多く採用されるスワンネックに見える形状を採ります。
「NISSAN GT-R NISMO Special edition」では、ピストンリング、コンロッド、クランクシャフトなどに高精度重量バランスエンジン部品を採用。最高出力は600馬力、最大トルクは66.5kgf・mとなっています。エンジンフードはクリヤー塗装を施したNISMO専用カーボン製(NACAダクト付)。
室内をチェックしましょう。「専用RECARO製カーボンバックバケットシート」は刷新され、車両との一体感、快適性が向上しています。「一気にレーシングカーのような雰囲気になっていますね。でありながら、高級感があって落ち着ているようにも」と、アルカンターラで覆われたような室内を見渡します。
こちらも価格は公表されていませんが、参考までに前作「GT-R NISMO Special edition」は2464万円でした。さらに前作は2021年8月に価格のアナウンスが行なわれたのですが、先行公開から約3ヵ月間で予約注文台数が予定の販売数を超えたため、価格発表の段階ですでにオーダー受付を終了していたという人気モデル。購入を希望される方は、ディーラーに急ぎましょう。
「乗ってみたい!」と夢を膨らませる寺坂さん。アイドルとしては、おそらく世界で初めて2台のシートに座られていますよ。その動画は↓に!