シスコシステムズは1月12日、「好きな場所で、自分のデバイスを使って働く: ハイブリッドワークがもたらすサイバーセキュリティの新たな課題(My Location, My Device: Hybrid work’s new cybersecurity challenge)」と題し、世界各国のサイバーセキュリティー担当者を対象に行なった調査レポートの結果を発表した。
調査は世界27ヵ国、6700人のセキュリティー責任者に調査を行なったもの。未登録デバイスや安全性が確保されていないネットワークを使用して業務プラットフォームにアクセスすることに対するセキュリティー専門家の懸念や、そのような行為に伴うリスクについて強調している。
ハイブリッドワークの導入が事業継続性を確保する一方で、従業員が未登録デバイスを使用して業務プラットフォームにアクセスすることが、日本の企業にとってセキュリティー上の新たな課題となっていることが明らかになった。調査によると、日本の調査回答者の59%が、自社の従業員が未登録デバイスを使用して業務プラットフォームにログインしていると回答。また、57%の回答者は、従業員が1日の業務時間の10%以上を未登録デバイスから作業していると回答している。