それぞれが印象深かったでき事を発表
それぞれの立場による名場面コーナーでは、伊藤監督が最終戦のフリー走行中に、無線で坪井選手から「結婚します」という報告を受けた逸話を披露。「カッコいいと思ったんですよ」とドヤる坪井選手に、サーキットクイーンの2名は「そう思ってしまうところは……」と思わず苦笑。このように終始和やかな雰囲気でイベントは行なわれました。
観覧者からの質問コーナーでは「どうしたらグランツーリスモで速くなれますか?」との問いが。それに対して坪井選手は「シミュレーターはやっていますが、グランツーリスモはほとんどやっていないです。グランツーリスモはシミュレーターとは違いますし、独特の走り方があります」とプロドライバー目線で回答。ジュリアーノ選手は「僕はそもそもシミュレーターが苦手で。ゲームは普段やらないです」というように、2人ともあまりグランツーリスモをプレイされていないことが明らかになるなど、興味深い話が数多く聞くことができました。
興味深いことといえば、KDDIがサーキット内でTGRチームに対してWi-Fiを提供したり、タイヤ交換作業分析用として360度カメラを用いていることなどが披露されました。
ジュリアーノ選手はTOM'Sの別チーム(37号車)へ移籍、近藤みやびさんはレースクイーンを引退し、別の道へと進まれるなど、大きく変化する来シーズンのTGR TEAM au TOM'S。坪井選手はアレジ選手に謝辞を述べるとともに、加入する宮田選手について「2年間一緒にやってきたことがあるので、2人でいいパッケージを作り、しっかり結果を出していきたい」とコメント。アレジ選手も「今年初めてGT500に乗って、来シーズンも同じチームで走りたいと思っていた。TOM'Sというチームメイト同士、頑張っていきたい」と別れを惜しみつつも、次シーズンへ向けての展望を語りました。
イベント後には、サイン会や撮影会を開催。お土産としてサイン入り記念ポスターが参加者に手渡され、イベントは終わりました。初めて銀座で行なわれたTGR TEAM au TOM'Sのファン感謝イベント。定期的に行なってほしいと思ったのは私だけではないハズですし、それこそauの5Gを使ってライブ中継をしてもいいのでは? とも。KDDIのモータースポーツとファン、人を「つなぐ」取り組みに、これからも注目です!