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お店の売上不足に悩む人にオススメ AIカメラ「Safie One」

2022年12月26日 11時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集●ASCII

提供: セーフィー株式会社

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売上UPも目指せるAIアプリ機能

 Safie Oneは、お客さんの行動を検知できるAIアプリ「AI-App(アイアップ)」を使えるのが最大の特徴だ。売り場に立ち止まったお客さんが何人いるかなど、店舗経営に役立つデータを収集できる。店舗運営者向けのAIアプリをセットにした「Store People Detection Pack(ストア ピープル ディテクション パック)」は月額5500円。3つのアプリを実際に編集部と筆者宅で試してみた。

 Store People Detection Packでは「立ち入り検知」「立ち入りカウント」「通過人数カウント」という3つのアプリが使える。

 立ち入り検知は、検知エリアを設定して人の滞留を検知するもの。「指定エリアに1人が1秒以上滞留した場合」などの条件を設定しておくと、条件を満たしたときに通知を送ってくれる。

 店頭前、レジ前、サービスカウンター前の混雑状況や、立ち入り禁止エリアへの侵入などをチェックするために役立つツールだ。

編集部の出入り口に検知エリアを設定してみた

人を囲む赤枠がズレることもあるが、編集部への出入りを検知できた

 通過人数カウントは、人の通過(In/Out)を検知して集計するもの。画面上で検知ラインを設定すると出入りを確認できる。たとえば店舗の集客力を測ったり、店舗前の交通量と来店者数を比較したりすることで店頭ディスプレーの効果を検証したりできる。設定するだけで自動的に人数を数えてくれるので手間なしだ。

「通過人数カウント」は人の出入りをラインで区切ってカウントする。ラインの上下を反転させることで、イン方向、アウト方向を変更できる

 立ち入りカウントは、設定した検知エリアに滞留した人数を数えるもの。たとえば商品コーナーをゾーン分けしてカウントすれば、それぞれの滞留率を数値化できる。陳列方法やPOPによってどれくらいの効果が出ているのかを確かめられるというわけだ。

立ち入りカウントは複数の検知エリアを設定できる。データはCSVでダウンロード可能。POSデータと合わせて手元で分析すれば詳細なマーケティングデータが得られる

ゾーンを分けて商品コーナーごとの滞留率をカウントすれば、人気のコーナーがひと目でわかる(写真はSafie Oneを実証導入したスーパー「ベルク」の例)

 最後にちょっと戯れにホッケーマスクをかぶって人を検知するかどうか試してみたが、まったく問題なく検知機能が作動した。目出し帽などで顔を隠した不審者が侵入したとしても検知可能だと思われる。

ホッケーマスクを被った人物(筆者)もしっかり検知できた

サクッと売上UPを目指せるカメラ

 Safie Oneは、1/2.8型2MPカメラ(1920×1080ドット、F2.2)を搭載し、WDR(ワイド・ダイナミック・レンジ)やナイトビジョンにも対応する最新のネットワークカメラ。使い勝手はやさしい一方、きめ細かな設定も可能だ。そして何より店舗経営に役立つデータを収集できるAIアプリ「AI-App」が特徴的だ。

 万引き対策などの防犯用途はもちろん、AIアプリの活用によってレジ前の行列解消や、売り場の見直しといった店舗運営のサポートが期待できる。サーバー構築を含めた大がかりな設備投資は厳しいが、一度売り場の分析はやってみたいと思っている個人事業主、店舗経営者にはぜひ試してほしい1台だ。

 

(提供:セーフィー株式会社)

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