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iPadをもっと使いこなす!”驚”活用テク 第10回

大きな画面のiPadで動画制作にチャレンジ③

【活用提案】タッチ操作で簡単! 「iMovie」の「マジックムービー」なら直感的に動画作品が作れる

2022年12月05日 14時00分更新

文● 岩渕 茂 編集●ASCII

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●「アフレコ」でナレーションを付ける

 「アフレコ」は、動画にナレーションを付ける機能だ。簡単にナレーションを挿入できるのだが、画面を再生しながらの収録となる。そのため、話す内容はあらかじめ台本などを用意しておき、動画完成後に収録するのがいいだろう。

「アフレコ」→「新規のアフレコを開始します」をタップ。マイクのインジケーターが表示されるので、何か言葉を発してみて、インジケーターが反応することを確認しよう。

マイクが正常だと確認できたら、「録音」をタップ。録音が始まるので、画面に合わせて話していこう。終了するときは「停止」をタップする。

「決定」をタップすると、ナレーションが追加される。ナレーションをタップすると、音量の調整が可能だ。

●「シネマティックモード」のクリップを調整する

 iPhone 13以降では、「シネマティックモード」という撮影モードが搭載されている。これは、AIが被写体の動きを認識してピントを合わせ続け、背景をボカして撮影する機能。被写体を浮かび上がらせ、映画のようなボケ感が得られる。このシネマティックモードで撮影したクリップを使っている場合、被写界深度の調整などが可能だ。

「シネマティック」をタップすると、被写界深度を変更できる。小さくすると背景のボケ味を強められる。

●「速度」を変更する

 シーンに応じて速度を変えると、メリハリのある動画にできる。例えば、印象づけたいシーンはスローにすると効果的になるし、移動中のシーンなど、すべてを見せたいが時間が長いという場合は倍速にするといい。「マジックムービー」では、1/8~2倍の間で調整が可能だ。

クリップを選んで、「速度」をタップする。スライダーが表示されるので、好みの速度に調整する。

●クリップを「置き換える」、または「削除」する

 選択したクリップを、別のものに変更することもできる。例えば、同じシーンの別カットに差し替えたいようなときに使うと便利。なお、撮影済みのものだけではなく、直接撮影することも可能だ。

変更するクリップを選択して「置き換える」をタップ。撮影済みのクリップに変更する場合は「ライブラリから置き換える」を選択して、クリップを選択する。

クリップを削除する場合は、クリップを選択して「削除」をタップする。なお、確認などは表示されず、すぐに削除されるので注意しよう。

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