【第7戦・単走】前日から一転、川畑選手2位、藤野選手5位と上位通過!
前日から一転、曇天模様。朝には霧が出て、少し肌寒さを覚える陽気。雨は降る気配はなく、空は次第に晴れてきましたが、気温はそれほど上がらず。過去、路面温度が低いとTOYO TIRES勢の調子がよい傾向があり、少し期待がもてます。
藤野選手はグループAからの出走。1本目は前日と同じ156km/hからの1コーナー侵入。得点は98.4点と点数を上げてきました。
2本目も156km/hで侵入。ですが全開率が高く、ゾーン3をわずかに入れるような走りをみせます。得点は98.5と少し上げてきました。
川畑選手もAグループからの出走です。1本目は攻めすぎたため、コースアウトで失敗。後がなくなってしまいました。
2本目は167.39km/hと全チームで2番目に速い速度で1コーナーへ! そのまま切れ味するどく切り返し、安定度の高い高速ドリフトをみせて99.2を出しました。結果、川畑選手は単走2位、藤野選手は5位で通過。TOYOサポート選手の松井選手は11番手、松山選手は9位となりました。やはり路面温度に影響されるのでしょうか? その点を藤野選手に尋ねたのですが「どうなんですかね?」と、はぐらかされてしまいました。
【第7戦・追走】混乱の中、川畑選手がシーズン2勝目!
シリーズチャンピオンが狙える位置に
ベスト16戦の対戦相手は、藤野選手が#46末永正雄選手、川畑選手が#15植尾選手です。
藤野選手先行の1本目。98点の走りに対して、末永選手は97点に後追いポイント4の101点。
入れ替えて藤野選手後追いの2本目。逃げる末永選手に対して、1コーナーの侵入からとても近い位置にいます。驚いたのか末永選手は1コーナーで修正している様子が見えました。末永選手98点に対して、藤野選手95点に後追いポイント4の99点。走りの得点が思いのほか低く、その結果、ベスト16敗退となりました。
川畑選手先行の1本目。逃げる川畑選手は、1コーナーを突っ込みすぎてゾーン2を外してしまいます。ですが速さで植尾選手を圧倒。川畑選手98点の走りに減点1、植尾選手は95点の走りに後追いポイント0。97対95点と有利に進めます。
入れ替えての2本目。植尾選手は第2、第3ゾーンを外す一方、川畑選手は終始クレバーな走り。無理をせず綺麗にあわせていきます。植尾選手97点の走りに減点3がはいって94点。川畑選手97点の走りに後追いポイント3.5の100.5。川畑選手ベスト8進出します。
ベスト8の対戦相手は#87斎藤選手というチャンピオン同士の対戦。今大会の最高速ナンバー1とナンバー2の対戦です。川畑選手先行の1本目。それまでの対戦とは異なるハイスピードバトル。川畑選手98点の走りに対して、斎藤選手95点に後追いポイント8。5ポイントのアドバンテージを許してしまいます。
後がなくなった川畑選手後追いの2本目。スタート直後の加速区間で斎藤選手が失速。マシントラブルによって、川畑選手のベスト4進出が決定しました。
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