AMDは10月20日、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による大ヒット映画「DUNE/デューン砂の惑星」のVFXを手がけたWylieが、AMD Ryzen Threadripper PROプロセッサー搭載のLenovo P620ワークステーションに加えAMD EPYC搭載のサーバーを採用したことを発表した。
Wylieは、細部までこだわった同作品で、印象的なホログラフィック・シーンや、登場人物の特徴的な青い目など、数百におよぶポスト・ビジュアライゼーションと最終ショットをAMD Ryzen Threadripper Proプロセッサーを搭載したLenovo P620ワークステーションで制作した。
この成功から、同社はデータセンターにAMD EPYCプロセッサーを採用することになった。同プロセッサーの特徴である高いコア数により、同社は4~5台のワークステーションを1台のプロセッサーに集約可能となり、制作関係者は撮影現場やオフィスなど場所を問わずに作業ができるようになったという。