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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第385回

OPPO初のタブレット「OPPO Pad Air」はサイズと音質、UIは○で、レスポンスとGPS無しはやや微妙

2022年10月15日 12時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●ASCII

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クアッドスピーカーの音質に満足!

 スピーカーは横向きにした状態の左右にそれぞれ2つ、合計4つを搭載。端末から少し離れても十分と思えるボリュームで出力でき、3万円台という価格を考慮すると音質も及第点。

横向きにした状態の左右にスピーカーを搭載。アクション映画などを楽しむのにも十分な音量を得られる

 立体的な音場を作る「Dolby Atmos」にも対応しています。Dolby Atmosの設定画面を見ると、かなり細かく、好みの音質にカスタマイズしたりもできる模様。ですが、筆者が普段見ている「Netflix」は、「プレミアムプラン」でないとDolby Atmosに対応している作品は観られず、「スタンダードプラン」を契約している筆者は、その効果を確認できませんでした。

Dolby Atmosの設定画面

直感的に使えるジェスチャー操作が便利!

 OPPO Pad Airには、OPPOのスマホと同じように、Androidをベースに独自のカスタマイズが施された「ColorOS」が搭載されています。バージョンはAndroid 12をベースとするColorOS 12。基本的な操作性は、一般的なAndroidデバイスと変わりないので、Androidスマホを使ったことがあれば、すんなり使いこなせるでしょう。

ホーム画面

クイック設定パネルもAndroidの標準に近い仕様

画面表示を細かくカスタマイズできることはColorOSの利点

 ColorOSのアドバンテージは、独自機能にあります。たとえば、2本の指でスワイプすると画面を分割できたり、4本の指でつかむようにピンチインして、アプリをフローティング表示に切り替えたり、タブレットだからこそ役立つ機能が直感的に起動できるようになっています。

画面上辺から2本の指でスワイプすると、画面が分割され、2つのアプリが同時に使えるようになる

4本の指でつまむようにして、表示している画面をフローティングウィンドウに切り替えることができる

ほかにも、よく使うアプリを素早く起動できる「スマートサイドバー」、3本の指でスクショが撮れるなど、OPPOのスマホでおなじみの機能が使える

電池持ちには満足必至!

 バッテリー容量は7100mAh。OPPOによると「約12時間のビデオ再生」とのこと。筆者がYouTubeの動画をFHD(1080p)画質で、内蔵スピーカーから音声を出力して視聴したところ、2時間で12%ほど電池が減りました。ディスプレーの明るさやコンテンツによって電池の減り方には差が出ますが、電池持ちはかなり良い印象。海外ドラマを一気に観たい! という人でも満足できそうなスタミナです。

「設定」→「バッテリー」の画面。そもそも電池持ちがいいが、機能を制御して電池を長持ちさせる「省エネモード」も備えている

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