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【レビュー】Wear OS 3搭載ラグジュアリースマートウォッチ、モンブラン「SUMMIT 3」登場!

2022年10月04日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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Android/iOS対応のモバイルアプリ「SUMMIT」からペアリングや本体設定をする

輝き豊かなチタニウムケース。軽く心地よい装着感を実現した

 SUMMIT 3はAndroidスマホ、またはiPhoneにペアリングして楽しめる。Wear OS 3以降は、グーグルのWear OSアプリを使わずに各メーカーの専用アプリを使ってペアリングや本体の設定をする。モンブランはAndroid/iOS対応のSUMMITアプリを用意している。今回はGoogle Pixel 6aにAndroid版アプリを入れて試した。

 ケースのサイズは42mm、厚さは14mm。1.28インチの正円形有機ELタッチディスプレイを搭載する。風防は透明度が高くキズにも強いサファイアクリスタルガラスだ。本体は水深50m/5気圧防水対応とした。

 チタニウムといえば、筆者は鈍いグレーがかった色合いの金属を思い浮かべてしまう。ところがSUMMIT 3のチタニウムケースの色はとても明るく煌びやかだ。

煌びやかに磨き抜いたチタニウムケースを採用。リュウズのトップにブランドロゴを配置している

 ベゼルのエッジは滑らかに磨き上げて光沢感を持たせた。ケースの側面やラグにはブラッシュド加工を施している。ふたつの異なるトーンに磨き分けられたケースは、光の反射が描き出す複雑な立体感がとても美しい。モンブランのこだわりが強く伝わってくる。

 ストラップは背面のピンをずらすだけで、ケースから簡単に着脱ができる。従来のSUMMITシリーズのために発売されたモンブラン純正のストラップや、これから登場する新しいアクセサリー製品との互換性が確保されている。市販品についても幅22mmのストラップの中に対応するものが見つけられそうだ。

ストラップの着脱交換はとても簡単。カーフレザーとラバーのストラップが付属する

 純正のストラップを付けるとケースとの間にルーズな隙間がなく、手首に心地よくフィットする。ストラップが動いても突起が肌に触れて煩わしく感じられることもない。細部まで行き届いた気配りが感じられる。

 筆者はSUMMIT 3を初めて装着した時に、同じサイズやボリューム感の腕時計に比べて本機がとても軽いことにも惹かれた。他の金属に比べて軽いチタニウムをケースに使っているからだろう。夜眠りながら、あるいはジョギングなどのトレーニングで体を動かしながら、本機を長時間身に着けていても苦にならない。大きめサイズのウォッチケースを好む女性ユーザーにも本機をおすすめできる。

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