ライブビューから「周囲にある店舗」などを検索可能に
次が「Search with Live View」(ライブビューからの検索)だ。現在のGoogleマップでは、歩く方向や目的の建物がある場所を現地で確認するために「ライブビュー」という機能が搭載されている。
ライブビューはスマホのカメラを使ってその場の映像を取得、映像に映っている建築物の特徴から、「その場所がどこか」「自分がどこを向いているのか」を、GPSやジャイロコンパスだけで情報を得るよりもさらに正確に認識する技術。俗に「VPS(Visual Positioning System)」と呼ばれるものだ。
従来は、ただ行き先を示すだけだった。だが実際に使っていると、「いま、現金の持ち合わせがないんだけれど、どこか近くにATMはないだろうか」といった情報を探したくなるもの。
そこでSearch with Live Viewでは、ライブビュー表示に、ATMや店舗、レストランなどの情報を重ねて表示し、「どちらの方向になにがあるのか」をわかりやすくしてくれる。
こちらも今後数ヵ月以内に、ロンドン・ニューヨーク・パリ・サンフランシスコ・東京でサービスが開始される予定だ。