7日目（日曜日）：戦士たちの休息
ユージさんの食を支える、Uber Eatsで配達してもらったラーメン。食事の写真は事前に記事で使いたい旨を説明しているのに、机を片付ける意志もなく、箸もよけないストロングスタイルです
ようやく最終日。こうして1週間のレポートをまとめていると、あらためて、アスキーの編集者がいかに適当な生活を送っているかがわかりました。「編集部の人たちって、どんな生活なんですか？」と聞いてきた友人にも自信を持って、「健康的とはほど遠い生活だよ」と答えられそうです。
【イッペイ】
・「その日に食べたもの」
朝（2時ぐらい）：燻製もも生ハム＜73kcal＞、ねぎをあじわうお鍋＜129kcal＞、キリン 一番搾り 糖質ゼロ 500ml＜115kcal＞、キムチ＜8kcal＞
昼（8時ぐらい）：メガマフィン＜695kcal＞、ハッシュポテト＜290kcal＞、マックチキン THE ガーリックペッパーの一撃＜280kcal＞
夜（20時ぐらい）：完全メシ カレーメシ 欧風カレー＜471kcal＞、さばの塩焼き＜289kcal＞、こうじ味噌マヨネーズ入り野菜スティック＜160kcal＞
合計：2510kcal
・「その日の行動内容（ざっくり）」
自宅でだらだら家事・仕事など（※就寝・起床時間は本人もよく把握せず）
・「歩数」
583歩
・「体重」
71.9kg
さすがに日曜日なので家でゆっくり……と言いつつも、仕事も多少は入っていたイッペイさん。マクドナルドのデリバリーなどを駆使しつつ、ちょっと食べすぎ気味の日曜日となりました。食事のタイミングも、なんだかとんでもない間隔になっています。
【ヤヒロ】
・「その日に食べたもの」
朝（12時ぐらい）：柿、トマト、オレンジ
昼（16時ぐらい）：ケンタッキー 辛口チキンフィレバーガーセット（ポテト、アイスコーヒー）、ペッパーマヨツイスター
夜（24時ぐらい）：完全メシ カレーメシ 欧風カレー
・「その日の行動内容（ざっくり）」
5時頃起床。買い物、19時頃仮眠。25時頃起床、一晩中ゲーム。5時頃就寝
・「歩数」
5639歩
・「体重」
85.3kg
さすがゲーマー、買い物に出たほかは、とにかくゲーム三昧の休日。それでも外出で歩いているため、5000歩を超えているのは立派ですよね。
【ユージ】
・「その日に食べたもの」
昼（18時ぐらい）：Uber Eatsで頼んだラーメン（台湾ラーメン）
夜（24時半ぐらい）：完全メシ 大豆グラノーラ 60g
・「その日の行動内容（ざっくり）」
16時頃起床。日用品の買い出し。7時頃就寝
・「歩数」
1983歩
・「体重」
61.4kg
もはや歩数が4桁を超えるだけですごいのではないかと思わせる運動量。ちょっと歩いただけで（食事量もありますが）、なぜか、かなり体重が減っているのも気になるところではあります。ユージさん、代謝がよいのでしょうか？
【モーダル小嶋】
・「その日に食べたもの」
朝（10時ぐらい）：バナナ、完全メシ 大豆グラノーラ 60g
昼（13時ぐらい）：カツオの前菜、ローストチキン、パン、コーヒー
夜（19時ぐらい）：チキンカレー
・「その日の行動内容（ざっくり）」
9時頃起床。友人と食事、散歩、ウィンドウショッピングなど。24時頃就寝
・「歩数」
1万1180歩
・「体重」
56.9kg
普段は外食しない自分ですが、友人と会うときは気にしないです。相手が自分の食生活を慮って、遊ぶところや食事する場所を制限してもらうのも悪いので……。というか、たまの休みぐらい、好きなモノを気の置けない友人と楽しむぐらいが健康的だと思うんですよね。
編集部員の1週間、やっぱりよくなかったです
いかがでしたでしょうか？ 「いかがも何もないだろ」というぐらい、めちゃくちゃな気がしましたが。
さすがに、1週間で劇的な体調の変化や体重の増減などがあるわけはないのですが（というか、あったら困るのですが）、やはり3食を取らないのは当たり前、睡眠時間はめちゃくちゃなのが普通……というのは、よくないなと感じました。というか、あまりにあんまりな生活だったので、「よくないな」以外の感想が出てきません。
正直、今回は「1週間データを取ります」と事前告知しているわけです。多少は見栄を張ったレポートを送るために、生活を改善してくれるかなと、ほのかに期待していました。しかし、ジサトラメンバーはありのままのデータを開示してきました。嘘のない実直なベンチマークはやはり信条なのでしょうか。
そもそも1週間やそこらで、ずっと続けてきた不摂生な生活ががらりと変わるはずがありません。生活改善は、小さなことからコツコツと実行しなければ長続きしないのです。いきなり変えようとすると、ヤヒロさんの中華鍋やジムみたいなことになります。
そういう意味では、日清の完全メシで「栄養バランス」という概念を提供したことは、上層部の慧眼だったかもしれません。レポートを見る限り、ジサトラメンバーのような呆れた生活リズムの中でも手軽に摂取できたようです。インスタントフードだったり、牛乳をかければ食べられたりするシリアルだったり。忙しい彼らにはぴったりだったのでしょう。
読者のみなさまにおかれましては、彼らを反面教師にして健やかにお過ごしください。こんな編集部員たちでもなんとか摂取できた完全メシなどを、生活に取り入れるのもオススメかと思います。
ちなみに、今回参加してくれたメンバーに「自分の生活を1週間見直すことで、生活の中でいい変化はありましたか？」と聞いたところ、イッペイさんは「天皇賞（秋）で予想が的中した」とのこと。今回の企画との因果関係を見つけるのが難しい変化ですが、これを機に生活も上向くといいですね……。
モーダル小嶋
1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。編集部では若手ともベテランともいえない微妙な位置。一人めし連載「モーダル小嶋のTOKYO男子めし」もよろしくお願い申し上げます。
