ゲーマー注目のPCIe4.0最新ゲーミングSSD&CMRで過去最大の22TB HDDが登場
ストレージは最高速度のSSDと最大容量のHDDを擁するウエスタンデジタルにおまかせ!
2022年09月13日 11時00分更新
注目ストレージを試す!
ここからはゲーマーに推したい最新ゲーミングSSDのWD_BLACK SN850Xと、ウエスタンデジタルの技術力が詰まった過去最大容量を実現した容量22TB HDDのWD Goldを実際に触っていこう。
なお、テスト環境にはCore i9-12900KとインテルZ690を搭載したMSIのマザーボード「MAG Z690 TOMAHAWK WIFI DDR4」などで構築している。
テスト環境 | |
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CPU | インテル「Core i9-12900K」 (16コア/24スレッド、最大5.2GHz) |
CPUクーラー | CORSAIR「iCUE H150i RGB ELITE」 (簡易水冷、360mmラジエーター) |
マザーボード | MSI「MAG Z690 TOMAHAWK WIFI DDR4」 (インテルZ690、ATX) |
メモリー | G.Skill「F4-3600C16D-32GTZNC」 (16GB×2、DDR4-3600) |
ビデオカード | Palit「GeForce RTX 3080 Ti GamingPro 12GB」 (GeForce RTX 3080 Ti、12GB GDDR6X) |
SSD | ウエスタンデジタル「WD Blue SN570 NVMe WDS100T3B0C」 (システムドライブ、1TB M.2 SSD、PCIe3.0) ウエスタンデジタル「WD_BLACK SN850X WDS200T2X0E」 (2TB M.2 SSD、PCIe4.0) ウエスタンデジタル「WD_BLACK SN850 WDS200T1X0E」 (2TB M.2 SSD、PCIe4.0) |
HDD | ウエスタンデジタル「WD Gold WD221KRYZ」 (22TB HDD、SATA3.0) |
電源ユニット | SUPER FLOWER「LEADEX V Gold PRO 1000W」 (1000W、80PLUS GOLD) |
OS | マイクロソフト「Windows 11 PRO」 |
まずは注目のWD_BLACK SN850Xと行きたいところだが、計測するベンチマークが多いので、先にWD Gold 22TB HDDを見ていこう。
さっそく「CrystalDiskMark 8.0.4」でパフォーマンスをチェックすると、スペックの内部転送速度には届かなかったが、シーケンシャルリード256MB/sec、ライト217MB/secになった。SSDの数値を見慣れていると、どうしても遅いと感じてしまうが、200MB/secオーバーはHDDとしては高速だ。また、手持ちのQNAP NASに搭載して、パフォーマンスチェックを実行してみたが、こちらでもリードは250MB/sec台だった。
22TBを個人ユースで使うことはあまりないが、ゲームのプレイ動画や配信動画など、多くの動画ファイルを扱うユーザーは、10TBクラスを導入して、さまざまなデータを1台のHDDで管理するのも良いだろう。
ここでは10TBほどのデータ管理(計6台のHDD、複数ボリューム)をしているQNAP NASに搭載したが、このクラスのHDDが1台あるとデータのバックアップが非常に楽になると感じた。実際、3年ほど使ったHDD×2でRAID 1環境のHDD交換を考えていたので、渡りに船とばかりにWD Gold 22TBでNAS全体をバックアップして、交換作業を行なう予定だ。