【イベントレポート】崎陽軒×JR東海コラボで「ご当地シウマイ大使」が認定!

文●横浜LOVEWalker

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

「ご当地シウマイ大使」とひょうちゃんで記念撮影

 「崎陽軒×JR東海 ご当地シウマイ大使認定講座in横浜」が8月27日に崎陽軒本社にて開催された。

 この企画は崎陽軒とJR東海がコラボし、全国の「崎陽軒推し」が一堂に集って、東海道新幹線沿線の地元食材で作ったオリジナルシウマイを味わう特別ツアー。参加者自身が、東海道新幹線沿線などの地域にゆかりの地元食材を用いて「ご当地シウマイ」を作ってしまおうというファンには夢のような企画!

 この日参加したのは全国の107名の応募者から選ばれた20名。

 まずは座学として崎陽軒の歴史学、旨味成分についての比較食文化学、衛生学を学んだ。

 歴史学では崎陽軒の沿革からシウマイの由来、1954(昭和29)年からのシウマイ弁当のおかずの変遷、横浜版と東京版の違い、ひょうちゃんの歴史など多岐にわたる内容を学んだ。駅弁に初めてお手拭きを付けたのは崎陽軒だというトリビアも!

 さらに近年の取組として、鹿沼シウマイ、北海道との結びつき強化、台湾進出なども紹介された。

崎陽軒の歴史などをしっかり学ぶ受講者たち

 比較食文化学では旨味やだし文化、加熱と調味による味の変化などについて学ぶと共に、だしが6種類(焼きアゴ、カツオ、昆布、煮干し、合わせだし、シイタケ)配布されて、それぞれの特性についても体験した。

さまざまなだしを飲み比べて、その奥深さを体験

 衛生学では崎陽軒の工場における徹底した食中毒や異物混入についての対策を知ることができた。

昼食に食べたシウマイ弁当は、工場直送のホカホカバージョン!

参加者の出身地ゆかりの食材を使った“シウマイ作り”実習

 その後は、シウマイ作り実習が行われた。参加者の出身地にちなんだ食材やシウマイのベースの味、旨味の底上げのためのだしのチョイスなどを踏まえ、20通りものオリジナルシウマイが完成。修了試験を経て、参加者全員が「ご当地シウマイ大使」に任命された。

受講生たちは真剣な表情でシウマイを作り上げていく

オリジナルシウマイはひとつずつ手作り。講師の見本を見つつ仕上げてゆく

 シウマイ大使の皆さんからはご当地シウマイについてのプレゼンテーションも行われ、それぞれ実食も。

実際にそれぞれのシウマイを試食。味のバリエーションは20通り!

気になるご当地シウマイをピックアップしてゆく参加者たち

 神奈川県からはタコとキャベツのシウマイや釜揚げシラスのシウマイ、東京からアサリのシウマイや穴子と小松菜のシウマイ、埼玉からサツマイモシウマイ、栃木からニラと干し海老のシウマイ、愛知からサボテンシウマイ、奈良から奈良漬シウマイ、滋賀から鮎シウマイ、大阪から水茄子と紅生姜のシウマイなどなど…個性豊かなオリジナルシウマイがずらり。なかなか斬新な味わいシウマイも登場した。

できあがったシウマイは個性的なものばかり

 参加者たちはみなオリジナルのご当地シウマイを食べ比べて楽しんでいる様子だった。

 シウマイ大使は今後さまざまな形で崎陽軒の情報発信を行っていくとのこと。11月中旬には第2回目のツアーも予定されている。