Radeon RX 6750 XT搭載ビデオカードを抽選で1名にプレゼント！8万円台とお買い得になった「DUAL-RX6750XT-O12G」の魅力とは
2022年08月05日 11時00分更新
2022年5月10日に従来の「Radeon RX 6700 XT」（以下、RX 6700 XT）の上位モデルであるGPU「Radeon RX 6750 XT」（以下、RX 6750 XT）を市場に投入。各PCパーツメーカーがRX 6750 XTを採用したビデオカードを発売している。
今回はそんな中からASUSの「DUAL-RX6750XT-O12G」をご紹介したい。
RX 6750 XTはRX 6700 XTをベースに、動作クロックとメモリークロックを引き上げたクロップアップモデル。RX 6700 XTのゲームクロック、ブーストクロック、メモリークロックが2424MHz、2581MHz、16Gbpsであるのに対して、RX 6750 XTは2495MHz、2600MHz、18Gbpsと引き上げられている。
ファンはブレードの周りにバリアリングを備え、下向きの空気圧を高めるAxial-techファンを採用。ピンポイントエアフロ―を当て、効率よく冷却できるとしている。
ファンのブレード周りにリング状にバリアリングが備わっている
ASUSは左のバリアリングがない時よりも、右のバリアリングがある方が、エアーが拡散せずに効率よく冷却できるとしている
また「0dB テクノロジー」により、GPUの温度が55度を下回ったときにファンの回転を停止し、高い静音性も有する。LEDは左のファン近くにワンポイントとして搭載し、控えめに主張。ヘアライン加工の本体カバーが組み合わさるようなおしゃれで落ち着いてデザインになっている。
LEDは控えめで、落ち着いたデザイン
バックプレートはアルミニウム製のPCB基板。剛性があり、基盤の歪みを防ぎコンポーネントや回路を損傷から保護する。
背面にはダイとヒートスプレッダーの重要な接続部に均一に圧力をかけるGPUブラケットを備え、安定性を向上している
補助電源コネクターは8ピンを2つ搭載
映像出力はDipslayPortが3つにHDMIが1つという構成
ASUS製の「DUAL-RX6750XT-O12G」は、付属アプリの「GPU TweakII」（Version 2.3.9.0）を使用すると、「OC mode」「Gaming mode」「Silent mode」の3つの動作モードに切り替えられる。工場出荷時設定はGaming mode。OC modeでは、Gaming modeからブーストクロックが20MHz上昇するほか、Power Targetも110％に引き上げられる。
簡単に描画性能を計測する定番のベンチマークソフト「3DMark」（Version 2.22.7358）の結果をご紹介したい。テスト環境は以下のとおり。
| テスト環境 | |
|---|---|
| CPU | AMD「Ryzen 9 5950X」（16コア/32スレッド、最大4.9GHz） |
| マザーボード | ASRock「X570 Taichi」（AMD X570） |
| メモリー | 8GB×2、DDR4-3200 |
| ビデオカード | ASUS「DUAL-RX6750XT-O12G」（Radeon RX 6750 XT）、GeForce RTX 3070 Founders Edition |
| SSD | Plextor「PX-512M9PeG」（M.2、NVMe、512GB） |
| 電源ユニット | SilverStone「SST-ST1200-G Evolution」（1200W、80PLUS Gold） |
| OS | Microsoft「Windows 10 Pro」 |
DUAL-RX6750XT-O12Gは、競合であるGeForce RTX 3070（以下、RTX 3070）よりも全体的にやや高い性能を示している。ただし、Ampere世代のGPUはDirectX12のテストでは、高いスコアーを出す傾向にあるため、Time Spy Extremeの結果のようにRTX 3070に、やや劣ることもあるようだ。
ただし、ゲームによってはDUAL-RX6750XT-O12GはRTX 3070よりも快適に動作する。より詳しい実ゲームのフレームレート結果に関しては、宮崎真一氏によるAMD HEROESの記事「Fortnite」はWQHDで80fps以上！ 10万円台ながらも魅力的な性能を発揮するASUS「DUAL-RX6750XT-O12G」を参考にして欲しい。
DUAL-RX6750XT-O12Gは、宮崎真一氏が記事を制作した今年5月では10万円を超えていたが、現在は実売8万8700円前後と、以前のRX 6700 XT並みにお買い得になっている。RTX 3070は、7万円台後半の製品もあるが、ゲームによっては10fps以上も差を付ける性能を見せているRX 6700 XTは、魅力的な製品と言えるだろう。
さて、そんなDUAL-RX6750XT-O12Gだが、今回AMD様のご厚意により読者プレゼントを頂いた。以下リンクより応募フォームに遷移し、アンケートに応えて応募して頂いた中から抽選で1名に「DUAL-RX6750XT-O12G」をプレゼント！
応募フォーム：こちらをクリック
応募期間：8月5日11時から8月25日23時59分まで
ミドルクラスでWQHD（2560×1440ドット）なら、大抵のゲームが60fps以上で動作する「DUAL-RX6750XT-O12G」で、PCゲームを快適にプレイしたい！と思っている人は、奮って応募して欲しい。
