横浜18区の人とまちがつながる TSUBAKI食堂 18区丼ものがたり 第26回

FMヨコハマ街角リポーター 藤田優一さんの懐かしの味「夏野菜とチキンのスープカレー」

文●椿 直樹

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 皆さん、こんにちは! 横浜市役所レストラン「TSUBAKI食堂」オーナーシェフの椿 直樹です。今回もご覧いただきありがとうございます!

 前回の記事はこちら。
【連載】「日野南小学校」生徒さんと一緒に考えた港南区「カラフルトマト冷MEN!」

 ※過去の連載記事はこちら:
横浜18区の人とまちがつながるTUBAKI食堂 18区ものがたり

 さて今回は港南区の後半(2022年7月16日~7月31日)です!
 前半の冷麺は大好評でリピートしてくださる方も出るほどでした。後半はというと・・・

 港南区で青春を過ごしたFMヨコハマのあの街角リポーター「は~い、藤田で~す!」でおなじみの藤田優一さんとのコラボ。藤田さんの懐かしの味を再現したカレーをお届けします。思い出の味を再現したらっきょうも添えたこだわりの味付けです。また令和3年度「はま菜ちゃん料理コンクール」で選考された作品からもヒントをいただきました。

 さて、その内容ですが、2021年10月に街角リポーター25周年を迎えた藤田さん。藤田さんが子どもの頃に食べていたスープカレーの味を出来るだけ再現しました。というか、子どもの頃にスープカレーを食べていたって、やっぱりオシャレですよねー。

 ポイントはすりおろしリンゴとチョコレート。味に奥行きが増し、コク深いカレーが完成しました。港南区のお野菜をたっぷり使い、鶏もも肉を骨付きのままに大胆に入れちゃいました。

 そして、創業70年、カレーの老舗企業として港南区を拠点に全国にカレーやスパイスを展開する「交易食品株式会社」が今回のスパイスの決め手です。高品質のスパイスが懐かしのカレーの完成には欠かせませんでした。

 必須なのは「らっきょう」! 藤田さんずっと「らっきょうが添えてあってね・・」というお話をされていました。ハチミツの優しい甘さがらっきょうの酸味をまろやかにしている「らっきょうのハチミツ漬け」を添えました。

 また、随分前から連携させていただいている食生活改善推進委員「ヘルスメイト」さんが考案したサラダを添えます。そのサラダはトマト、胡瓜、クリームチーズ、豆腐が入っていて、とてもヘルシー。わさびとカツオのドレッシングをかけてのピリ辛味が箸休めにはバッチリです。是非召し上がりにいらしてくださいね。

 さて、いよいよ来月8月「中区」が横浜18区丼の「ファイナル」を迎えます。最後に中区を持ってきたのは18区の中で一番難しいと感じた「区」だからです。ですが、その前に港南区の後半をきちんとご提供させていただきたいと思います。

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文/椿 直樹

プロフィール
 1967年生まれ。横浜野菜の魅力を広く伝えるため2003年「横浜野菜推進委員会」を設立。その取り組みが評価され2009年、神奈川県で初めて農林水産省「地産地消の仕事人」に認定される。好きな野菜は白菜、苦手な野菜はたくさん(笑)