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初の購入キャンペーンも

Polk Audioが50周年、学生でも買える価格設定~国内でも順調にシェア伸長

2022年07月08日 11時00分更新

文● ASCII

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Polk Audioのラインアップ。左がReserve、中央がSignature Elite、右がMonitor-XT

手軽でも確固とした高性能・高音質のスピーカー

 このうちReserveはリファレンス技術を取り入れた上級シリーズだ。1インチのピナクル・リング・ラジエーター、独特なタービン形状で中音域を担当するタービンコーン、豊かな低域を出すため、不要共振や風切音を低減するXポート・テクノロジー、フロア型の機種が搭載する特許技術で下向き配置のパワーポート 2.0といった特徴ある技術を搭載する。

ピナクル・リング・ラジエーター

タービンコーン

パワーポート 2.0

 Signature Eliteは、リビング設置に重要なインテリア性にも配慮している。内部補強構造やMDF材の厚さ、バッフルプレート背面へのガスケット追加などをし、価格を抑えつつも堅固で質感に優れた外観を持つ機種となっている。特許技術のパワーポートなども採用している。

 Monitor XTは価格的に最も安く、ブックシェルフの「MXT15」はペアで実売2万円台。それでも汎用のフェライトマグネットやペーパーコーンを活用し、独自のノウハウによる合理的かつ最適な設計をした高性能ドライバーを搭載。また、堅固なMDF材を使用するだけでなく、キャビネットと振動を測定分析し、適切な内部補強をするなど考えられたキャビネットを搭載している。結果、この価格とは思えないサウンドを出せる機種だ。

 上位のトールボーイ「MXT70」もペアで10万円を大きく切る価格設定。名機Monitor 7 / 10 の系譜を継ぐ、デュアル パッシブラジエーターを装備しており、大きな放射面積によってストロークを抑えることにより低域の歪みを低減する効果が得られるという。

各モデルの高域ドライバーユニットの違い

 輸入販売をしているD&Mホールディングスでは、50周年の節目を迎え、伝統と技術へのこだわり、そして入手しやすい価格。これらのバランスが取れたのがPolk Audioの製品だと改めてアピールしている。実際、その音の良さは印象的だ。筆者も折に触れて体験してきたが、オーディオを初めて買う入門者だけでなく、上位クラスからの買い替えやコスト性能のバランスが取れたサブ機を求めるベテラン層まで幅広い層に進められるクオリティを持っていると思う。

 例えばPolk R500はペアで実売15万円程度。これに2万円クラスのケーブルが付くというのもなかなかお得だ。キャンペーンも併用しながら、自分にとって最適なPolkを探すのも面白いかもしれない。

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