東急セキュリティとマクニカは7月1日より、東急渋谷駅にて異常やその予兆をカメラ映像から発見する警備オペレーションの実証実験を実施する。
マクニカが取り扱うAI画像解析技術を活用した異常検知ソフトウェア「icetana」を使用し、「通常と異なる“違和感”」として検知された駅構内カメラの映像を東急セキュリティ鉄道警備員が確認し、声掛けや遺留物の確認など早期オペレーションが実施できるかを検証する。
icetanaは既存の防犯カメラシステムと接続し、異常となり得るあらゆる事象の発見をサポートするシステム。施設にある数百台のカメラ映像から“通常とは異なる状態”のみを検知し表示し、今まで確認しきれなかった事象に気付き対応できるようになる。実証実験では、防犯カメラ映像をicetanaがおよそ2週間かけて解析し、現地の環境をAIにより学習。
駅構内での利用者同士のトラブルや急病人・異常行動の予兆などを画像解析技術で発見し、事件事故の早期対応を行なうことで、東急線の更なる安全対策の強化と警備品質の向上を目指すとしている。
期間 ：7月1日～7月29日（予定）
場所 ：東急電鉄渋谷駅（東京都渋谷区）
対象カメラ台数：12台
