アドビは5月17日、同社公式ブログにてThe Weather Companyとの提携を発表した。
The Weather CompanyはIBMのデータ駆動型天気予報ソリューション。アドビでは、同社のコンテンツ管理とデジタルアセット管理を組み合わせて提供する「Adobe Experience Platform(AEP)」と連携したサービスを提供する。天候の変化と消費者行動を組み合わせることで、小売からヘルスケア、旅行代理店、消費者向けパッケージ販売まで、あらゆる業界で活用できるという。
例えば、大雨や雪が予想されるときは、影響を受ける地域の顧客に特化して温かい食事や、駐車場受け取りや宅配などのサービスオプションを提示した特別企画を実施することが可能となり、ホームセンター用品店であれば、道路や歩道に散布する凍結防止剤などの商品を前面に提示。逆に気温の異常な上昇が予想されるときは、薬局チェーンであれば、ウェブサイトで日焼け止めなどの製品をより目立つように表示することができるとしている。