ワークスモバイルジャパンは5月10日、「LINE WORKS」が宇都宮市議会に導⼊されたと発表した。
宇都宮市議会では議員全員にタブレットを貸与して主な連絡⼿段としてメールを利⽤していたが、議員がメールの受信に気付くことが遅れた際、返信のない議員に対して事務局から個別に電話連絡をする作業が発⽣するなど、⽇々の情報共有における課題を抱えていたという。
宇都宮市議会ではLINE WORKSの導⼊して全議員と事務局の職員にLINE WORKSのアカウントを付与。各委員会や会派ごとに事務局との連絡⽤などのトークグループを作成して⼀⻫連絡が可能となったほか、従来の電話・メールによる個々への連絡にかかっていた時間を削減。さらにファイルの共有にフォルダ機能、議事録作成にノート機能を活⽤し、式典などへの出⽋確認にアンケート機能を⽤いることで、すべての報連相をLINE WORKSで完結できているという。
また、災害などの緊急時に備えてLINE WORKSを活⽤した情報伝達訓練を実施。災害発⽣時には事務局がアンケート機能を⽤いて議員の安否確認を⾏ない、議員は地域で発⽣した災害情報について事務局とつながるトークルームへ写真や動画などを添付して報告するようにしたという。
ワークスモバイルジャパンでは、導入事例として宇都宮市議会へのインタビューを掲載している。