凸版印刷は4月27日、「サステナブル バリュー パッケージ」のラインアップの1つとして、新型包材「いただきピロー」を開発したと発表した。
本商品は、レンジ調理時の自動通蒸が可能で、開封後にそのまま食器として使用できる、巻取りで納めるタイプのパッケージとなる。
既存の巻取り包材用充填機が使用できるので、レトルト食品だけでなく、冷凍食品やチルド食品においてもプラスチックトレーを使用しない食品包装の対応が可能だという。
また従来のプラスチックトレー入りの製品と比較して、プラスチック使用量をおよそ76%削減できるほか、外袋と内袋からなる軟包装パッケージ製品と比較してプラスチック使用量をおよそ35%削減でき、包材製造時のCO2排出量もおよそ20%削減できるとしている。
なお、本商品は冷凍パスタや冷凍チャーハンなどの冷凍総菜向けに、4月よりサンプル出荷を開始する。