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新車を買った情報2022 第98回

ジムニーは何色を選ぶべきなのか

2022年04月24日 12時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

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エイジングが進んでカッコ良くなる色

 ただ、ジムニーシリーズはハードに使われるのが前提。人によってクルマの使い方は様々でしょうが、私としてはもし無事に納車されたら、修理費用が嵩んでどうしようもなくなるまで、執拗に使い続けるつもりです。

 ゆえにボディの劣化が進んだ状態や、ダメージを受けた際の見栄えも気になるところ。たとえば赤サビが浮いたベージュのランクルなんか、私はかなりグッとくるものを感じております。逆に彩度の高い色は、退色の早さもあってボロっちくなるのも似合わない。ではジーンズのエイジング同様、錆や凹みもデザインのうちと考えれば、今回のカラバリのうちどれがカッコ良く見えるのか。

 現行ジムニーシリーズの場合、まだボロっちくなった個体を見たことがないので確かなことは言えませんが、ホイールハウス内に小さな錆ができたミディアムグレーの個体は見たことがあります。その印象で言えば、あの錆が表に浮いてもサマになり、カッコ良く朽ちていきそうな予感がします。

 つまりジムニーのカラバリで有望に見えるのは、シフォンアイボリーメタリックとミディアムグレー。それに、ジャングルグリーンに近い色の錆の浮いたクルマを、ほぼ毎日見ていますが、これもまったく問題ないでしょう。

 そんなわけで選択候補は3色に絞られ、そこから絞ってゆくことになるのですが、ちょっとした懸念もあります。

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