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新車を買った情報2022 第98回

ジムニーは何色を選ぶべきなのか

2022年04月24日 12時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

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 人事を尽くして天命を待つ。今はそのような心境であります。

 ジムニーなのかシエラなのか。変速機は手動かオートマか。グレードはどれにいいんだ。と、それはもうグズグズと悩み続けたものですが、そのおかげでいずれにも良さがあり、ならば何でも良かろうという悟りに達した次第。人生に無駄な時間などありません。

 この度、やっとのことでジムニーシエラの発注にこぎ着けました。ありがとうございます。ありがとうございます。誠にありがとうございます。一体いつ納車されるのか、何一つ確かなことは分からない状況ですが、全国の納車待ちの皆さん、共に耐え抜きましょう。

 その際、最後まで決断に時間を要したもの。それは色でありました。

 新車を買った情報2022、私は四本淑三です。本日の話題の中心と致しますのは、ジムニーシリーズの車両本体色。色なんかクルマの性能に関係ないんだから好きにすれば良かろう。はい、もちろんそれで間違いございません。

 ところが世知辛さを知った大人はそうもいかない。人気色か不人気色かで差のあるリセール。汚れや傷の目立ちやすさ、ウォータースポットによる経年劣化や退色。おまけに「いい歳こいて黄色は恥ずかしい」といった身体性の拡張によるウェラブルディバイスとしての記号性やら何やらを気にし始めると、途端に泥沼化してまいります。

 ましてや今回のジムニーシリーズはカラーコンセプトとして「ビジビリティ」を掲げているのであります。まずは何じゃそらというお話から。

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