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LoL程度であればゲームもプレイ可能

Core i5-12400&16GBメモリーで基本性能抜群、幅84mmのコンパクトPC「SR-ii5-7660L/S9」で快適テレワーク

2022年04月25日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

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「SR-ii5-7660L/S9」

 パソコンショップSEVENのBTOパソコンで、非常にコンパクトなサイズが魅力的な「SR-ii5-7660L/S9」。その特徴は別記事で紹介したとおりだが、やはり気になるのはそのパフォーマンスだ。別途ビデオカードを搭載していないので、ゲーミング用途に不向きであることは想像に難しくないが、Office用途や動画視聴で不自由ない性能を備えているのだろうか。そこで、SR-ii5-7660L/S9を使用し、そのポテンシャルに迫ってみたい。

SR-ii5-7660L/S9
https://pc-seven.co.jp/spc/15882.html
価格:13万8380円(4月22日現在)

SR-ii5-7660L/S9の主なスペック
CPU Core i5-12400(2.5GHz~最大4.4GHz)、6コア/12スレッド
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 730
メモリー 16GB(8GB×2、DDR4-3200)
ストレージ 1TB SSD(NVMe対応)
マザーボード ASRock H670M-ITX/ax
PCケース In Win「IW-BQ696S Chopin-Silver」
電源 ケース付属 150W 80 PLUS BRONZE
光学式ドライブ 外付けUSB DVDスーパーマルチドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)
サイズ およそ幅84×奥行217×高さ244mm
OS Windows 11 Home(64bit)

基本性能は非常に良好
LoL程度であればゲームもプレイ可能

 まずは、システム全体の性能が推し量れる総合ベンチマークツールの「PCMark 10」(Version 2.1.2525)をチェック。なお、今回は無償版でも利用できるPCMark 10“無印”のテストを実行している。

「PCMark 10」(Version 2.1.2525)の結果

 その結果だが、SR-ii5-7660L/S9は総合スコアが4878とまずまずといったところ。だが、スコアの詳細を確認すると、Webブラウジングやアプリケーションの起動といった基本性能を見るEssentialsで1万を超える高いスコアを発揮。さらに、オフィスアプリケーションの性能を計測できるProductivityでスコアは6000台を記録しており、そういった用途でもSR-ii5-7660L/S9は活躍してくれそうだ。

 その一方で、コンテンツ制作の性能をテストするDigital Content Creationのスコアは5000まであと一歩のところに留まっている。ハイエンドモデルには届かないまでも、十分な性能を備えているといっていい。

 続いて「CINEBENCH R23」の結果に移ろう。SR-ii5-7660L/S9は、CPU(Single Core)が1600台と1コアの性能が良好で、CPU(Multi Core)はその約7倍までスコアを伸ばしている。このあたりは、CPUの「Core i5-12400」がその性能を如何なく発揮しているといっていい。

「CINEBENCH R23」の結果

 さらに、「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」をプレイした、解像度が1920×1080ドットでMotionJPEGの7分弱の動画ファイルを用意。この動画ファイルを「FFmpeg」でH.264/AVCとH.265/HEVCにトランスコードするのに要した時間を測定してみた。

ffmpegを用いたトランスコードに要する時間

 その結果だが、SR-ii5-7660L/S9はH.264/AVCで14分弱で作業が終了した。一方、負荷が大きなH.265/HEVCは完了までに38分ほどと、どちらも動画ファイルの実時間よりも長くなってしまったものの、十分実用的な結果に収まっている。

 「CrytsalDiskMark」(Version 8.0.4)で、ストレージ性能もチェックしておこう。SR-ii5-7660L/S9は、シーケンシャルアクセスはリードが最大で3500MB/sほど、ライトが最大で2400MB/sほどと非常に高い転送速度を見せた。ランダムアクセスもリードが最大700MB/s弱、ライトが最大で400MB/sほどと、こちらの結果も良好だ。実際に使用してみても、アプリケーションの起動は早く、動画ファイルの読み込みなどにストレスを感じることはまったくなかった。

「CrytsalDiskMark」(Version 8.0.4)の結果

 さて、ビデオカードを搭載していないSR-ii5-7660L/S9はではあるが、ゲームはプレイできないのだろうか。そこで、まず「3DMark」(Version 2.22.7334)の結果を見てみよう。SR-ii5-7660L/S9は、Fire Strike“無印”で2000ちょっとと、やはり3D描画性能はそれほど高くない。とはいえ、Wild Life“無印”で5000を超え、Night Raidでも1万に迫るスコアを発揮しており、負荷が軽いゲームならプレイできそうではある。

「3DMark」(Version 2.22.7334)の結果

 そこで、「League of Legends」におけるフレームレートを計測してみた。描画設定はオプションから「非常に高い」を選択してゲームをプレイし、「Fraps」(Version 3.5.99)でフレームレートを取得している。その結果だが、SR-ii5-7660L/S9は1920×1080ドットで常時110fps以上のフレームレートを維持している。2560×1440ドットになると60fpsを割る場面も生じてくるが、フルHDであればプレイに支障はまったくなさそうだ。

「League of Legends」のフレームレート計測結果

多くの用途で快適に使用可能
小さいサイズで性能に妥協したくない人向け

 以上のテスト結果を踏まえると、SR-ii5-7660L/S9のパフォーマンスは良好で、ウェブブラウジングやOfficeアプリケーション、動画視聴などの用途においてまったく問題ない。さすがに最新タイトルのゲームをプレイするには力量不足といわざるを得ないが、League of Legendsぐらいの描画負荷であればゲームもプレイ可能で、このサイズでこれだけのパフォーマンスを備えている点は立派。

   しかも、価格は13万8380円とコストパフォーマンスは抜群。小さくでも性能に妥協したくないというのであれば、このSR-ii5-7660L/S9は魅力的な選択肢であるといえよう。

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