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業務改善を実現するRPA 導入のメリットと注意すべきポイント

2022年03月31日 15時00分更新

文● ユーザックシステム 編集●アスキー編集部

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本記事はユーザックシステムが提供する「業務改善とIT活用のトビラ」に掲載された「業務改善を実現するRPA導入とは」を再編集したものです。

 データ入力や転記のような定型作業をソフトウェアで自動化し、業務効率を向上させるRPAを導入する企業が増えています。RPA導入にはコスト削減や業務精度の向上、人手不足の解消といった多くのメリットがある一方で、注意すべきポイントを押さえられず、思うような効果が出ない企業も少なくありません。

 本記事では、これからRPAの導入を検討している、または、どのように業務効率化を計ったらよいか悩んでいる方に向けて、特に重要となる「目標と効果の明確化」「業務プロセスの改善」「体制の整備」に注目し、RPA導入で業務の改善や自動化で高い効果を上げる方法を紹介します。

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)とは

 RPAはRobotic Process Automationの略です。さまざまなシステムのPC画面上の操作を、人間に代わって実行するソフトウェアロボットです。オフィス内の業務を自動化することから、ホワイトカラー向けのロボット「仮想知的労働者(デジタルレイバー)」と言われています。働き方改革やコロナ禍の業務効率化において注目を浴び、決まった業務をミスもせず24時間365日こなすRPAは、人手不足が深刻になってきている昨今、大企業だけでなく中堅中小企業でも導入が進んでいます。

【図1:RPA導入目的】  RPAの導入目的として「業務を楽にする」「人件費の削減」「ミスの削減」などが上位に挙げられている。

【図2:RPA利活用トレンド】  DX推進が叫ばれる中、経営層がIT部門やユーザー部門に社内のDXを働きかけた結果、業務改善や業務効率向上の意識が高まる。業務そのものやプロセスの見直し(業務の棚卸し)によりRPAの導入検討が進み、社内でのRPAをきっかけにしたコミュニケーション活性化・ITリテラシー向上が起こる。

RPAができることとは?

 PCにおける定型業務は、RPAで自動化することが可能です。人がやる作業をRPAはミスなく、迅速に実行します。

・入力
・転記(コピーアンドペースト)
・データの照合
・ダウンロード、アップロード
・モニタリング
・データの集約や加工
・送信など

 これらの動作は、PCで行う一連の業務の中に含まれているのではないでしょうか。例えば、「あるサイトにログインしてデータをダウンロードし、所定のフォルダに格納後、ファイルを開き別のシステムに転記していく」というものはRPAで自動化できます。

 また、RPAに任せてよい業務、向いている業務は、①手順が複雑でミスをしがちな業務(こうした業務は作業工数も多いです!)や、②業務サイクル頻度が高い(毎日、何回も)もの、③決まった時間内に必ず処理しなければならないもの、があげられます。

 ミスが許されず、時間内に実行しなければならない受発注業務、基幹システムへのデータ連携業務などはRPA導入の成功事例でよく見られます。

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