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T教授の「戦略的衝動買い」 第676回

時刻表示だけじゃないニキシー管風デジタル時計「D'ESIGN IPS」を衝動買い

2022年03月25日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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PC経由でフォント変更や画像表示も可能

 D'ESIGN IPSをごく一般的なニキシー管系のデジタル時計に使うだけなら、スタンドアローン使用でも何とか楽しめる。しかし時刻表示のフォントを替えたいとか、ユーザーのスマホで撮影した写真などをAlbumとして表示したり、Styleで選択した写真混じりの時刻表示をしたいと考えるなら、専用Windowsアプリをダウンロードすることで楽しめる。現在のところアップル系のOSはサポートされていない。

 ダウンロードした圧縮ファイルをパソコンで解凍すると「ソフト」というフォルダーにすべてのファイルが収納される。CH340という実行ファイルを起動し、専用ドライバーがインストールされると「DOWNLOADER」と名付けられたアプリを使ってD'ESIGN IPSをカスタマイズできるようになる

D'ESIGN IPSをユーザーカスタマイズするには、CH340という実行ファイルを起動し、パソコンと接続して任意のデータ転送をする

DOWNLOADERというアプリでお気に入りのフォントデータをD'ESIGN IPSにダウンロードすることで、表示フォントを変更できる

 D'ESIGN IPSの6枚の液晶画面に表示したいフォントを変更するのは、極めて簡単だ。D'ESIGN IPSを付属のUSBケーブルでパソコンと接続し、DOWNLOADERアプリを起動。画面に表示されているお好みの表示フォントのイメージをクリックするだけで、自動的にフォントイメージはD'ESIGN IPSにダウンロードされ、D'ESIGN IPSは再起動をした後、目的のフォントで起動する。

12種類のフォントから好きなイメージを選択転送できる

 ユーザーがスマホやデジカメで撮影した写真をD'ESIGN IPSの液晶画面で表示するには、専用レタッチ・エディットアプリなどが付属していないので、少し手間がかかる。前述したトップメニューで「Album」を選択しても、写真などのグラフィックデータ(BMPファイル)がUserフォルダに収納されていないと、6枚の液晶にはデフォルトで入っている「D'ESIGN This photo could be customized」というBMP画像が表示されるだけとなる。

ユーザーBMPデータが設定されていない場合はデフォルトでUserフォルダに入っているBMPグラフィックデータのA〜Fの6枚が表示される

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