Google Cloud、サイバーインテリジェンスのMandiant買収へ
Googleは3月8日、サイバーセキュリティー企業Mandiant,Inc.を買収する正式契約を締結した。1株当たり23米ドル、Mandiantのネットキャッシュを含めておよそ54億米ドルの現金取引となり、買収完了後はMandiantはGoogle Cloudの1社となる。
Googleでは、買収はGoogle Cloudのセキュリティーの強みを補完するものとしている。Google CloudはゼロトラストのためのBeyondCorp Enterpriseや、悪意のあるコンテンツやソフトウェアの脆弱性に対応するVirusTotalといった先駆的な機能、Chronicleの地球規模のセキュリティー分析および自動化機能、サイバー 脅威の検出と保護を実現するSecurity Command Centerなどのサービス、さらにGoogle CloudのCybersecurity Actionチームの専門知識など一連の強力なサービスを顧客に提供。Mandiantが加わることによってこれらのサービスを強化し、クラウドとオンプレミス全体で顧客を支援するエンド ツー エンドのセキュリティーオペレーション スイートを提供するとしている。