ユーザックとR&ACが協業、Amazonベンダーセントラルにおける受発注/出荷検品領域の効率化ソリューションを強化
ユーザックシステムは3月2日、アール・アンド・エー・シー(以下、R&AC)とAmazonベンダーセントラルにおける受発注/出荷検品領域で協業し、ベンダー企業に対する効率化ソリューション提供を強化すると発表した。
ユーザックシステムはRPAツール「Autoジョブ名人」、Amazon取引先向けEDIシステム「amazingEDI」を提供。R&ACは出荷/売上明細と検収/支払明細とを明細照合に特化した「Victory-ONE【検収照合】」を提供している。
ベンダーセントラルは、Amazonがベンダー企業向けに提供するWeb EDIのシステム。ブラウザーを経由してAmazonからの受注確認や納期回答、出荷まで一連の手続きが可能だが、短期間での納期回答や出荷実績のデータ送信、煩雑な納品手順などのAmazon特有の出荷検品形態への対応はベンダー企業にとって多くの業務負担が発生している。また、出荷データとAmazonから受領する支払データの検収照合作業を作業においてもテキストメール形式でしか受領出来ない支払情報への対応、プライスクレームといった複雑なデータ形式への対応、違算発生時の再請求処理など、担当者をより煩雑にしている現状があるという。
両社は協業を進め、amazingEDIとAutoジョブ名人、Victory-ONE【検収照合】のシステム間連携を実現し、課題を一気通貫で解決できるソリューションを提供する。また、両社は製品連携にとどまらず販売面での連携も加速させ、顧客の体験価値を高めるよう各製品の同時利用を推進するとしている。