富士フイルムビジネスイノベーションが提供開始したクラウドサービス「DocuWorks Cloud」にAdobeの「Adobe PDF Services API」が採用
2022年03月01日 17時30分更新
アドビは3月1日、富士フイルムビジネスイノベーションが提供開始したクラウドサービス「DocuWorks Cloud」にクラウドベースのAPI/SDK「Adobe PDF Services API」が採用されたことを発表した。
Adobe PDF Services APIを用いることで、デベロッパーはクラウドベースのウェブ上の情報をシンプルにやり取りができるAdobe Document Servicesの機能を簡単かつ迅速に自分のアプリケーションに組み込むことが可能になる。SDKはNode.JS版、.NET版、Java版が提供されており、幅広い開発環境に対応。
富士フイルムビジネスイノベーションの「DocuWorks」はPDF やWord、Excel、PowerPointなどのさまざまな形式のファイルを一元管理できるドキュメントハンドリング・ソフトウェア。DocuWorks CloudはDocuWorksのクラウド版で、いつでもどこでもでリアルタイムに文書の作成、閲覧、共有などのドキュメントハンドリング環境を提供する。
Adobe PDF Services APIがDocuWorks Cloudに採用されたことにより、DocuWorks Cloud上でPDFの作成や圧縮、保護などの操作の自動化が可能となる。
Adobe PDF Services APIの主な機能
・PDF生成
・PDFからの書き出し(PDFからOfficeファイルへの変換)
・ファイルの結合・分割、ページの挿入・削除、回転などの編集
・OCR、圧縮
・保護されたPDFの生成、パスワード付PDFの閲覧
また、DocuWorks Cloud用にアドビが開発した「Adobe PDF Converter Pro SDK」も組み込まれており、PDFをサムネール表示して、プレビューをすることが可能。