W770の操作でSwitchBotが動いている様子
W770のボタンを押すと
「風呂に給湯しカーテンを閉める」操作を試した
これで一通りの準備が完了した。W770をスマートフォンに同期し、iiideaが使える状態になったら、この場合は「ボタンの同時押し」(2時位置と4時位置)をすることで、iiideaが実行され、そのなかでSwitchBotのシーンが実行される。
今回の登録内容で言えば、SwitchBotボットがボタンを押し、カーテンが開き、SwitchBot Hub miniに登録しておいたリモコンを実行するという意図だ。
我が家では、SwithcBotボットが役立ちそうな場所は2ヵ所。玄関先の照明をオンにする壁スイッチと、給湯器の「風呂自動」ボタンだ。今回は、後者にSwitchBotを装着した。今回は、同室にSwitchBotハブミニも設置しておいたため、外出した際の帰宅直前のタイミングでW770のボタンを操作することで、帰宅に合わせて風呂にお湯を溜められるという仕組みだ。
また、SwitchBotカーテンは、リビングの窓のカーテンレールに設置した。シーンで閉まる動作を登録しておくことで、帰宅時にわざわざ手動でカーテンを閉める手間がなくなる(手動でカーテンを動かしたい場合には、デバイスをそっと押すことでモーターが動いてくれ、裏側のボタンを押すことで駆動が止まる仕組みになっている)。
そして、SwitchBotハブミニからエアコンのコントロールも実行される。暖房を付ければ、同じく帰宅にリビングが温まっているという寸法である。
その気になればスマートフォンのアプリから操作することで、同様の制御は可能だ。ただし、徒歩や車などで帰路についているときに、「10分前だから」とスマートフォンを取り出すことは難しいし、面倒だ。一方、ウォッチのボタンを1度押すだけならばスムーズだろう。すでに、W770を持っている場合、あるいは今後の購入を考えている場合には、ぜひSwitchBotシリーズとの連携についても検討しておきたい。
