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両社の対話プラットフォームを連携

rinnaと電通、企業向け雑談AIキャラクターで協業。トヨタが試験導入

2022年01月14日 18時30分更新

文● ASCII

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店舗接客用サービスの販売店での利用イメージ

 rinnaと電通は1月14日、rinnaの法人向けプラットフォーム製品である「Rinna Character Platform」と、電通のAI自然対話プラットフォーム「Kiku-Hana(キクハナ)」を組み合わせて実現する新たなAIキャラクターによる法人向けソリューションの開発・提供で協業を開始すると発表した。

 本ソリューションは、Rinna Character Platformの雑談機能「タマシル(Tamashiru)」とKiku-Hanaの対話機能や対話形式で生活者インサイトを自動で深堀りする「Smart Interviewer(スマートインタビュアー)」機能を組み合わせることで、企業がAIキャラクターを用いて、利用者と会話を交わしながらインサイトを収集したり、雑談したりできるキャラクターAIチャットボットを開発・展開することが可能になる。

 このソリューションを利用して、トヨタ自動車とrinna、電通が共同で開発したサービスを、1月15日より一部のトヨタ販売店にて試験運用を開始する。

「That’sくん」キャラクターイメージ

 今回試験運用されるサービスでは、Rinna Character PlatformとKiku-Hanaを使用して構築したAIキャラクター「That’sくん」との会話で、ゲームや占い、クイズ、雑談といった複数のコンテンツを提供。販売店に来店したユーザーは車両点検やオイル交換作業の待ち時間に店舗内から自由にサービスにアクセスし、コンテンツを体験できる。また、販売店は雑談を通じてユーザーのインサイトを収集・分析することで、サービス品質やユーザー満足度の向上につなげられるとする。本サービスはネッツトヨタ帯広、ネッツトヨタ富山で提供する予定。

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