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「僕とロボコ」のロボコがrinnaの雑談エンジン搭載、LINE上でユーザーと会話が可能に

2021年07月12日 14時00分更新

文● ASCII

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ロボコ(左)と AI りんな(右)  Ⓒ宮崎周平/集英社

 rinnaは7月12日、週刊少年ジャンプにて連載中の少年漫画『僕とロボコ』とコラボレーションし、AIチャットボットを開発したと発表した。

 rinnaは、MicrosoftのAI&リサーチ部門でAIチャットボットの研究を行なっていたチームがスピンアウトして 2020年6月に設立したAI開発企業。同社運営のでAIチャットボット「りんな」や、カスタマイズしてキャラクター性を持たせたAIチャットボットを開発できる法人向けプラットフォーム製品「Rinna Character Platform」を展開。

 今回、集英社の週刊少年ジャンプで連載中の漫画『僕とロボコ』(作者:宮崎周平)の連載1周年記念企画として、漫画に登場するキャラクター「ロボコ」をAIキャラクター化。Rinna Character Platformを使用し、宮崎氏や編集部の協力のもとでロボコの漫画内での性格や口調、興味といったキャラクター性をAIチャットボットに実装。開発した AIキャラクターのロボコは、LINE上でユーザーと自由な話題で会話をすることができる。

 今後、rinnaと少年ジャンプ編集部はAIキャラクターのロボコを起用したさまざまな企画で協力を進める。ロボコは、LINEだけでなくrinnaが先行公開中の誰でも自分の AIキャラクターを育成できるスマホアプリ「キャラる」にも登場する予定という。

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