前へ 1 2 3 4 次へ

BTOカスタマイズでより強力、より快適なマシンを構築できる

第11世代Core i7+RTX 3080搭載「G-Tune XN-Z」レビュー、高性能かつパワフルなマシンで最新FPSも快適!

文●BRZRK 編集●市川/ASCII

提供: マウスコンピューター

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

マシン構成をアレンジして快適さと力強さを狙おう

 ここまでXN-Zのベーシックなスペックに注目してきたが、ここからはBTOカスタマイズを紹介しよう。GPUに関しては変更不可となっているが、それ以外の項目の中からいくつかをピックアップ。購入時の参考にしてほしい。

 CPUは第11世代の最上位である「Core i9-11900K」へ換装可能だ。ベースクロックが上がることから、発熱を考慮してCPUグリスを「ダイヤモンドグリス 親和産業 OC7」か「Thermal Grizzly Kryonaut」に変更しておくといい。

CPUを上位のものに変えるなら、発熱を考慮してより熱伝導率の高いCPUグリスを選びたい

 続いてメモリーは最大容量の変更が可能だ。標準搭載の16GBではアプリケーションの使い方次第ではやや重く感じることもあるかもしれないので、そういったケースが気になるのであれば32GBか64GBへと増強しておくといいだろう。

 メインストレージは標準が512GBもあるのだが、最大で2TBまで変更することができる。価格面から考慮すると1TBの「1TB NVM Express SSD(M.2 PCI Express 接続)」が8690円(税込)と手頃なので、選択肢として強いといえるだろう。

 サブストレージはデフォルトで2TB HDDが搭載されている。このままでも十分ではあるが、動画編集やイラスト作成などをしている場合は若干物足りなさも感じられるのは確かだ。

 価格面を見ると容量が倍である4TBが6490円(税込)と手が届きやすいが、長期の運用を考えるなら8TBを購入するのも手だろう。このあたりは使い方次第といったところか。

肥大化しつづけるゲームの容量を考えるなら増強は必至だ

 最後にディスプレーも見ていこう。こちらはBTOのオプションとして複数のものが用意されており、中にはハイグレードなゲーミングディスプレーもある。XN-Zのスペックを活かすのであれば、リフレッシュレートが144Hz以上のディスプレーとの併用が望ましい。Apex Legendsのように200fps以上が出るタイトルがメインであれば、240Hz駆動の製品を選択肢として入れるのもアリだろう。

ゲーム用途がメインなら高速応答かつハイリフレッシュレートの製品を選ばない理由はない

30万円台の高性能かつパワフルなゲーミングPC

 現在市場にはZ690チップセットの第12世代のCPUが登場している。もちろんスペックは向上しており、多くの恩恵が得られる。しかし、価格面を考えるとおいそれと手を出しにくいという側面もあるのはご承知の通りだ。

 XN-Zは前世代である第11世代のCPUを搭載しているものの、ベンチマークソフトによる計測結果を見る限りまだまだ現役バリバリであり、ゲーム用として十二分に活躍することが可能だ。

 搭載しているGPUもGeForce RTX 3080とパワフルなため、3Dゲームをゴリゴリと処理してくれるだけでなく、CUDAコアを利用する動画作成ソフトなどでもエンコードの速度向上といったメリットがある。

 通常価格は30万7780円と高めだが、コアゲーマーが求めるパフォーマンスを叩き出しているXN-Z。PCの買い替えを考えている人にとって、本機は有力な選択肢のひとつとしてなり得るマシンだ。

(提供:マウスコンピューター)

前へ 1 2 3 4 次へ