低価格帯ではいまだ人気の大定番
シャオミ「Redmi 9T」
ハイエンドからエントリーまで、どのクラスでもコスパの高さで話題のシャオミだが、「1万円台のSIMフリースマホ」というジャンルで定番となっているのが、この「Redmi 9T」だ。
4GモデルでSoCはSnapdragon 662、メモリーは4GB、Antutu 9のスコアは約18万点と、普段使いでそこそこ快適かという意味では最低限満たしているという感じではあるが、6000mAhという大容量バッテリーにnanoSIM×2+microSDのトリプルスロットと実用性能では十分以上。カメラも超広角やマクロカメラも搭載されている。OSは最近になって、Android 11ベースのMIUI 12.5にアップデートされている。
6.53型液晶で横幅は77.3mm、重量は198gと大型端末であるのは確かだが、安価なサブ機としてはほぼ文句なしの1台だろう。
●条件次第で1円のシャオミのSIMフリースマホ「Redmi 9T」は大画面大容量バッテリーが魅力
●格安SIM契約で1円も可! こんな時期だから、エントリーAndroidスマホのシャオミ「Redmi 9T」に注目した
auやUQからも販売されているエントリー5Gモデル
OPPO「OPPO A54 5G」
今後はエントリークラスでも5G対応機が中心になってくると思われるが、本機もそんな1台で、SIMフリーのほか、au/UQからも販売されている。
エントリー5Gスマホと言っても、このクラスでは若干上の3万円弱という価格だけに性能面も決して低くなく、6.5型液晶はリフレッシュレート90Hzに対応するほか、狭額縁のデザインで横幅は74.7mmに抑えられている。SoCも400番台のSnapdragon 480 5Gだが、比較的新しい世代のものだけにほぼミドルクラスの性能を持つ。
カメラは超広角やマクロを含めた4眼構成で、パンチホール式のインカメラも16メガとなかなか高性能。ファンタスティックパープルのカラバリもなかなかインパクト大だ。
1年前の型落ちモデルだが、薄型&有機ELがうれしい
OPPO「OPPO A73」
2020年11月発売とモデル的には若干古くなっているが、2万円前後にまで下がってきた価格に加え、有機ELや薄型軽量筐体で今でもなかなか魅力的なOPPOのエントリー機だ。
その主なスペックは、6.44型有機EL(1080×2400)、Snapdragon 662、4GBメモリー、64GBストレージ、画面内指紋センサー(+顔認証)、4000mAhバッテリーなど。カメラは4眼構成で、メインが16メガで超広角8メガとモノクロとポートレート用の4眼構成。厚みが7.45mmで重量は162gと抑えられているので、重量級スマホとはハッキリとした違いが感じられる。それでいてバッテリー容量も4000mAhとなっている。なお、SIMスロットはnanoSIM+eSIM。カラバリは写真のネービー ブルーに加え、ダイナミック オレンジも用意されている。
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