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iPhoneとAdobeで極める! もっと「映える」写真のつくりかた

2021年12月30日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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ウェブ版のAdobe Photoshopも2022年に正式リリースを予定。サブスクユーザーは先に公開されているベータ版が試せます

PCにインストール不要の「ウェブ版」Adobeアプリケーションも登場

 筆者は月額1078円、年間では1万2936円のサブスクリプション料金を支払ってAdobe Photoshop、Lightroomとオフライン版Lightroom Classic、20GBのクラウドストレージのほかにiPad版Photoshopなど20種類以上のアプリとサービスがまとめて使える「フォトプラン」を契約しています。レビューする製品や、インタビューに応対してもらった人物を撮影した写真をMacで整えることが主な目的です。iPad版のPhotoshopがますます使いやすくなってきたので、現在は十分な値頃感に満足しています。

 2022年にはAdobe Photoshopの一部機能が、ウェブブラウザー経由で使える「ウェブ版」も登場する予定です。Adobe Creative Cloudのオンラインワークスペースとして提供される「スペース」で共有、「カンバス」で共同作業もできるプラットフォームです。

 筆者もウェブ版Adobe Photoshopのベータ版をGoogle Chromeで体験してみましたが、明るさや色調整の操作結果が素速く反映される操作感がとても快適でした。デスクトップ版と同じキーボードショートカットがそのまま使えない場合もあるので、しばらく使い込んで慣れる必要はありそうですが、例えばAdobe Photoshopをまだインストールしていないパソコンで基本的なクリエイティブワークを引き継ぎ、素速く対処できるメリットは大きいと思います。

 ワンランク上のSNS映えもする写真の加工・編集テクニックを身に着けるのであれば、iPhoneはApple ProRAW撮影に対応するiPhone 13/12のProシリーズを、アプリとサービスはAdobeが提供するツールをマスターするところから始めるべきかもしれません。

 

筆者紹介――山本 敦
 オーディオ・ビジュアル専門誌のウェブ編集・記者職を経てフリーに。取材対象はITからオーディオ・ビジュアルまで、スマート・エレクトロニクスに精通する。ヘッドホン、イヤホンは毎年300機を超える新製品を体験する。国内外のスタートアップによる製品、サービスの取材、インタビューなども数多く手がける。

 

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