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iPhoneとAdobeで極める! もっと「映える」写真のつくりかた

2021年12月30日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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iPad版Adobe Photoshopに2021年秋、Camera RAWツールが追加されました。iPhone出撮影したApple ProRAWの画像データをAirDropなどで読み込んで、iPadの大きな画面で色合いやディティールを調整できるので便利

iPad版PhotoshopのCameraRAWでRAW画像編集も可能

 iPad版Adobe Photoshopには2021年秋に実施されたソフトウェアアップデートにより、デジタルカメラで撮影したRAWフォーマットの画像データを読み込み、加工・編集ができる「Camera Raw」ツールが追加されました。

 筆者は2019年に登場したiPad Pro 12.9インチのモデルをメインに使っていますが、PhotoshopアプリとCamera Raw機能はどちらも機敏に動きます。ディスプレーの画面サイズが大きいので、iPhoneで撮影した写真をiPadに読み込んでから、写真の細部を拡大して調整結果を繰り返し確認しつつ画作りを追い込めるところが便利です。

iPadの大きな画面を見て、細部を拡大しながら修正作業が突き詰められます

 iPadでCamera Rawによる画像編集を完了したら、Adobe Creative Cloudのクラウドドキュメント機能を使って、Mac版Adobe Photoshopでさらに細かく画像調整を行ったり、Adobe Illustratorなど連携するアプリに読み込んで、印刷物やウェブコンテンツの製作などへスムーズに移行できます。筆者が使っているMac版のAdobe Photoshop 2022(バージョン23.1.0)はApple M1チップを搭載するMacへのネイティブ対応を完了しており、編集効果の反映、ファイルの書き出しなどのタスクへの応答がとても速く、ストレスフリーな操作感が得られます。

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