Windows 11への更新に合わせて購入したい
コスパと耐久性のバランスのとれたWD Blue SN570 NVMe SSDをチェック!
2021年12月16日 11時00分更新
1年とは早いもので、あっという間に年末。冬のボーナスも出たということで、マシンをパワーアップさせようと考えている人も多いはず。特にストレージは、SSDだと容量が少なかったり、長年使っていると容量が逼迫してきたりと、パワーアップしたい最右翼だろう。
ちょうどWindows 11にもなったことだし、ここでコスパのいいSSDに換えて、快適な新年を迎えるというのはいかがだろうか。
そんな貴兄にオススメしたいのが、11月に発売されたWestern Digital製NVMe SSDの「WD Blue SN570 NVMe SSD」シリーズ(M.2、NVMe PCIe 3.0×4)だ。今年頭に「WD Blue SN550 NVMe SSD」シリーズが発売されたが、その後継モデルにあたり、パフォーマンスが大幅にアップしている。それでいて価格はほぼ据え置きとお買い得感が高い。
そこで今回は、WD Blue SN570の1TBモデルをお借りしたので、その実力を検証してみた。
WD Blue SN570 NVMe SSDの主なスペック | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
容量 | 1TB | 500GB | 250GB | |||
型番 | WDS100T3B0C | WDS500G3B0C | WDS250G3B0C | |||
フォームファクター | M.2 2280 | |||||
NAND | 3D TLC NAND | |||||
コントローラー | 非公開 | |||||
インターフェース | NVMe PCI Express 3.0 x4 | |||||
シーケンシャルリード | 3500MB/sec | 3300MB/秒 | ||||
シーケンシャルライト | 3000MB/秒 | 2300MB/秒 | 1200MB/秒 | |||
ランダムリード(4KB) | 46万 IOPS | 36万 IOPS | 19万 IOPS | |||
ランダムライト(4KB) | 45万 IOPS | 39万 IOPS | 21万 IOPS | |||
TBW(総書込容量) | 600TBW | 300TBW | 150TBW | |||
保証期間 | 5年間保証 | |||||
実売価格 | 1万1680円 | 5980円 | 5780円 |
WD Blue SN550 NVMe SSDの主なスペック | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
容量 | 1TB | 500GB | 250GB | |||
型番 | WDS100T2B0C | WDS500G2B0C | WDS250G2B0C | |||
フォームファクター | M.2 2280 | |||||
NAND | 3D TLC NAND | |||||
コントローラー | 非公開 | |||||
インターフェース | NVMe PCI Express 3.0 x4 | |||||
シーケンシャルリード | 2400MB/秒 | |||||
シーケンシャルライト | 1950MB/秒 | 1750MB/秒 | 950MB/秒 | |||
ランダムリード(4KB) | 41万 IOPS | 30万 IOPS | 17万 IOPS | |||
ランダムライト(4KB) | 40.5万 IOPS | 24万 IOPS | 13.5万 IOPS | |||
TBW(総書込容量) | 600TBW | 300TBW | 150TBW | |||
保証期間 | 5年間保証 |
コントローラーとNANDフラッシュの2チップ構成
まずは外観から見ていこう。パッと見だとシリーズナンバーのシールがなければ、従来製品と見間違うくらい基板やチップの配置構成が同じで、1TBモデルでもNANDフラッシュチップ1つにコントローラーチップ1つを配した実にシンプルな仕様。DRAMキャッシュは非搭載で、裏面もスッキリしている。
もちろん、採用しているチップはどちらもSanDiskの刻印が入ったものだが、型番は違っている。