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香りがよくて食べやすい! ふくおかさん家の「博多春菊」の魅力に迫る

2021年12月09日 16時00分更新

文● ふくおかさん家のうまかもん

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福岡市の名産「博多春菊」

 昔から鍋の具材として人気が高く、最近ではサラダなどの生食の需要も高まっている春菊。独特の香りと風味で人気がありますよね。実は、福岡市にも名産の「博多春菊」があるんです。

 福岡市の春菊は、昭和30年代から年間栽培が本格的に始まりました。市内では博多区、南区、早良区、西区で栽培されています。

 JA福岡市管内では、現在、若い生産者を中心に部会役員が形成され、もっとも活発で向上意欲の高い部会となっています。また、JA福岡市が出荷する博多春菊のパッケージデザインには、博多織の献上柄が使用され、福岡らしさを表現しています。

茎のやわらかさと香りのよさが特徴です

 博多春菊は、有機質の肥料を積極的に使用しているほか、長年の品種選定により、「茎しゅんぎく」と呼ばれるほど茎がやわらかく、苦味やえぐみが少ないのが特徴。独特のクセがちょっと苦手かも……という人にも食べやすく、生で茎まで食べられるためサラダにもオススメの春菊です。

 今回は、春菊を使ったサラダの例として「春菊と柿の彩サラダ」をご紹介します。

●春菊と柿の彩サラダ

【材料】
春菊……2分の1束(100g)
柿……2分の1個
くるみ、クルトンなど……適量
オリーブオイル……適量
塩……適量

【作り方】
1:春菊の葉を摘みとり、茎のやわらかい部分は3〜4センチくらいの長さに切る。水洗いしたあと、水につけてシャキッとさせ、水を切る。
2:種を取った柿を一口に切り、春菊とあえて、皿に盛りつける。
3:くるみやクルトンをふりかける。
4:仕上げにオリーブオイルと塩で味をととのえて完成。

 ほろ苦い春菊と旬の柿を合わせた大人のサラダです。見た目も華やかなでおもてなし料理にもぴったりです。仕上げに粉チーズをかけてもおいしく召し上がれます。

 冬場のビタミン補給にも最適な緑黄色野菜の春菊。鍋にはもちろんですが、博食春菊は通年で栽培されているため、サラダ、炒め物、おひたしなどで年間通して食べられる、野菜界の名脇役です。今日の献立に、ぜひ博多春菊を使った一品を取り入れてみてください。

博多春菊が味わえる認定店
しゃぶしゃぶすき焼きの店 縁-ENISHI-

 薬院にあるしゃぶしゃぶすき焼きの店 縁-ENISHI-は、おいしいしゃぶしゃぶ、すき焼きを完全個室で味わえる鍋系居酒屋です。溶岩プレートの上で旨味を逃さずに閉じ込める、牛タンの溶岩焼きも名物。

A5佐賀牛のしゃぶしゃぶorすき焼きコース

「A5佐賀牛のしゃぶしゃぶorすき焼きコース」6980円(税込)
 SNS映えする牛タンの溶岩焼きと、A5佐賀牛の両方が味わえる贅沢なコース。鍋は野菜もお肉もたっぷりヘルシーに食べられる、寒くなる季節にぴったりの宴会メニューです。具材の一つである博多春菊のおいしさについて「葉がやわらかくて香りがよいのに、エグみが少ないおいしい春菊です」と語っていただきました。

店名:しゃぶしゃぶすき焼きの店 縁-ENISHI-
住所:福岡県福岡市中央区薬院3-12-22 美山ビル1階
電話:092-753-6629
URL:https://www.enishi-shabushabu.jp/

博多春菊が味わえる認定店
不思議おでん満月堂

 不思議おでん満月堂は、定番もののおでんに加え、創作おでん、季節の変わり種おでんも食べられるおでん居酒屋です。おでんの他にもさまざまな日替わりメニューを用意しています。

春菊のおでん

「春菊のおでん」250円(税込)
 春菊の風味とこだわりのおでん出汁がよく合う一品です。おでんにも使われている博多春菊のおいしさについて、「生でも食べられるほど、繊細で風味が豊かです」と評していただきました。

店名:不思議おでん満月堂
住所:福岡市中央区今泉2-3-26 やおきビル2F
電話:092-732-3224

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