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みずみずしくて甘い! 福岡の北崎大根の魅力にせまる

2022年03月10日 11時00分更新

文● ふくおかさん家のうまかもん

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実は福岡は大根の名産地

 葉も根も栄養たっぷりの大根。福岡市内では古くから生産が盛んです。

 西区と早良区は大根の産地として国から指定を受けており、福岡市は福岡県内で1番の生産量を誇っています!

 JA福岡市管内では主に青首大根が生産されています。品種は約10種ほどあり、11〜2月上旬までの秋冬大根には、秋こまちや夏の守といった品種、2月上旬から3月下旬までの春大根には、冬みね2号、春やよい2号といった品種があります。

手間ひまかけて育てたきれいな大根「北崎大根」

  西区北崎では、大根の肌ツヤを美しくするために、砂地の畑で作付けするようにしています。また、収穫作業は日の出前の毎朝4時前から開始。集荷場で生産者が1本ずつ丹精込めて手洗いし、その日のうちに市場へ出荷されます。

 当初は各集落で出荷を行っていましたが、昭和55年から各集落の大根の生産者が集まり、現在の北崎野菜集荷場での出荷が始まりました。役員による検査も定期的に行い、肌ツヤのチェックなどの品質管理が行われています。

 北崎大根は有機質肥料を施用することにより甘みがあり、みずみずしく、煮崩れしにくいのが特徴。生食や漬物はもちろんのこと、煮物料理のほか、みぞれ鍋などに使っても大根ならではの味わいが楽しめます。

 見た目も美しい福岡市の大根を、いつもの食卓に取り入れてみませんか?

市内産の大根が食べられる認定店
まるみや青果

 まるみや青果は、旬の果物・野菜を使用したジュースや定食が味わえる青果店。青果店ならではの新鮮なお野菜が楽しめる、健康にもうれしいお店です。

「毎日日替わり定食」

「毎日日替わり定食」780円
 おすすめは日替わりの定食で、写真の「大根と牛肉の煮物」は、大根にしっかり味が染みているのが特徴。ほかにも、干し大根ではなく生の大根をつかった千切り大根や、シャキシャキとした歯ごたえが特徴のツナマヨ大根なども登場します。福岡市の大根の魅力について、「新鮮でみずみずしく、とても甘みが強い」と語ってくれました。

「大根ドレッシング」

「大根ドレッシング」
 こちらは、大根特有の香りと甘みを生かした、サラダがもりもり食べられるドレッシング。いつでも店頭に置いてあるので、手軽に楽しめます。

店名:まるみや青果
住所:福岡市西区周船寺3丁目21-2
電話:090-2391-4731
URL:https://www.facebook.com/marumiyaseika/

市内産の大根が食べられる認定店
旬の味博多の味まいど

 旬の味博多の味まいどは、玄界灘の旬魚や人気の鉄鍋ひとくち餃子、もつ料理などを提供する、博多、九州の名物料理を取り揃えた居酒屋。天神駅にほど近いアクセスの良さも魅力です。

「おでん盛」

「おでん盛」660円
 おでんの具で人気ナンバーワンの大根は、味の染みた出汁とともに食べられるので、お酒の肴にもピッタリ。福岡市の大根について、「新鮮な状態で手に入る。生で食べるとみずみずしく、火を通すと味が染みやすい」と魅力を紹介してくれました。

「大根なます」

「大根なます」480円
 生の大根を味わえるなますも名物。どこか懐かしい「おふくろの味」をイメージして作っているので、若い人にも楽しんでほしいとのこと。ちなみに、お刺身に使っているつまも福岡産の大根で作っているそうです。

店名:旬の味博多の味まいど
住所:福岡市中央区今泉1-21-3 2階
電話:092-716-6466
URL:https://maido14.owst.jp/

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