最近ラインアップが増えつつある小型PC(UMPC)を専門に扱う「ハイビーム秋葉原店」が、10月23日12時にグランドオープン。さっそく、どういった店舗なのかを取材してきた。
本店舗は、GPD社の正規代理店であり、オリジナルブランド「TENKU」の企画販売を行なっている株式会社天空が立ち上げた新会社、株式会社ハイビームが展開する店舗。店内には、GPD社製のUMPCからAMDのRyzen APUを搭載する「AYA NEO」、ONE-NOTEBOOK社製のUMPCが揃っていた。
ゲーム用のコントローラーを備えたUMPC以外にもヒンジ部分で360度回転する2 in 1「ONEMIX 4」なども取り扱っている。「ONEMIX 4」は女性も気になって来店し、実物のサイズを確かめに来たとのこと。
また、オリジナルブランド「TENKU」の製品も展示・販売を行なっていた。
店舗では「GPD WIN 3」や「ONEXPLAYER」が特に人気で、「AYA NEO」はRyzen 7 4800Uを備え、より高性能なProを待っている人が多いのかもとのこと。AYA NEOは初期ロットにはプリインストールされていないが、今後「AYA Space」と呼ばれるアプリが搭載されるという。
このAYA Spaceは、現状β版だが本体のCPU使用率などを確認したり、ゲームを直接起動するランチャーにもなったり、ホームのカスタマイズも行なえたりするとのこと。
また、同社は近くAndroidを備えたコントローラー付きのタブレット「XP」の販売も予定しているという。
GPD WIN 3は5.5インチと最も小型で小さめの鞄でも持ち運びできる携帯性が魅力。ONEXPLAYERは8.4インチと大型でパワーもあり、別売りのマグネットで着脱できるキーボードにより、ノートPC代わりにもなる。
一方、AYA NEOは前述した2機種よりもGPU性能で劣るものの、7インチと中間に位置するサイズで、豊富なソフトウェアボタンと今後追加される独自ランチャーを備えるなど、いずれも好みが分かれる製品となっている。
この手の製品は、一度手に取ってみないとサイズ感や使用感が分からないので、専門店の存在はとてもありがたい。製品が気になっていた人は、一度足を運んでみてはいかがだろうか?