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Windows情報局ななふぉ出張所 第249回

電話はできないが大画面で安い:

アップル「iPad mini」あえて「iPhone 13 Pro Max」と比べてみたら……

2021年09月29日 16時00分更新

文● 山口健太

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カメラはiPhoneに優位性、USB-Cは一長一短か

 新iPad miniはカメラも強化され、リア、フロントともに1200万画素になりました。光学3倍相当の望遠レンズやマクロ撮影に対応したiPhone 13 Proシリーズには見劣りするものの、ビジネス用途なら十分「使える」写真が撮れる印象です。

iPhone 13 Pro Max(左)とiPad mini(右)の比較。iPhoneには及ばないが、iPad miniも健闘している

 プロセッサーは両機種ともに最新の「A15 Bionic」を搭載。動作周波数の違いからか、CPUのベンチマークスコアはiPhone 13 Pro Maxのほうが少し上。しかしiPad miniもGPUは5コア版を搭載しており、GPUが4コアの「iPhone 13」よりも高速です。

 ゲームは画面の大きいiPad miniのほうが遊びやすく感じるものの、iPhone 13 Proシリーズは最大120Hz表示に対応したことで、今後は120Hz対応ゲームの登場が期待できます。

 USBポートはiPad miniがUSB Type-Cを採用し、高速なデータ転送やMacとのアクセサリーの共有が実現しました。ただ、これまでiPhoneやAirPodsなどLightningで統一していた場合は持ち歩くケーブル類が増えることになります。このあたりは移行期ならではの課題という印象です。

前世代のiPad miniを中心に「Lightning」で統一した仕事環境。新iPad miniではUSB Type-Cになった

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